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No.033 「契約農家さん紹介part1」山形県西村山郡河北町 牧野光良さん(71才)

「契約農家さん紹介part1」
こんにちは、大豆カンパニーの本木(宗)です。
東北地方の7月は例年よりも涼しい日が続き冷夏が心配されましたが、8月に入ると連日の猛暑日で播種後生育の遅れが心配されていましたが、ここ数週間の天気でだいぶ持ち直してきているようです。あとは今後の台風の影響と収穫直前の天気で今年の品質が決まると思います。
管理が行き届いている大豆畑。8月8日撮影管理が行き届いている大豆畑。8月8日撮影ただ、全国的に見ると播種後の低温が続いた北海道や台風の影響を受けやすい西日本、九州地方の品質、収量は少し不安が残るところです。
さて今回のテーマは、「契約農家さん紹介」弊社で大豆の作付けを依頼している契約農家さんを数回に分けてご紹介させて頂きます。Part1は長年弊社の為に秘伝大豆を作ってくださる、山形県西村山郡河北町の牧野光良さんにスポットを当ててみました。
清流寒河江川がそばを流れる河北町は米、サクランボ、大豆等の農産物を多く生産している町です。その河北町で先祖代々農業をやられている牧野さん、ご家族で現在作付けしているものは、うるち米4品種、もち米2品種、大豆、サクランボ、野菜と多岐にわたり、冬のほんの少しの期間以外は年中農産物の管理に忙しいようです。
日本一きれいな〝秘伝〟を作ってくれる牧野さん先日お盆前にお邪魔して今年の大豆の生育状況を聞いたところ、今年の播種直後、河北町でゲリラ豪雨が発生し、畑が水没してしまい水が引けて撒き直しが出来るようになるまで10日ほどかかってしまったそうです。その為お邪魔した時も茎の背丈がまだ40センチほどしか育っていなくて、例年よりもだいぶ遅れている感じがしました。牧野さんの秘伝は毎年他の農家さんよりもいち早く出荷して頂き、色や艶がとても綺麗なので、スピード勝負の年末、小袋で販売されているお客様にほぼ全量買って頂いており、お客様からも毎年高評価を頂いている農家さんです。
牧野さんご自身は仕事に関して人一倍プライドとこだわりを持っており、大豆畑や田んぼも見せて頂いても回りの畑や田んぼと比べて管理が行き届いており、大豆畑に関しては雑草が全然生えていない、田んぼも穂は揃っていて、仕事に対するこだわりが強く感じられました。
お豆腐や味噌、納豆など幅広い用途に使用される「秘伝大豆」「人より手間暇をかけ人よりもいい物を作る!」
「作る事は楽しい!面白い」
「待ってくれるお客様がいるから頑張れる!」
お話の中で何度も口にした言葉です。この言葉は農業だけではなく、全ての仕事に当てはまる言葉ですね。私自身大変勉強になりました。
牧野さんの今後の課題は、次世代の息子さん夫婦にもご自身の思い、中でも「作る事は楽しい、面白い!」をもっと知ってもらいたい、その思いをどう伝えていくかが牧野さんの課題のようです。ちなみに牧野さんは毎年冬になると国内はもとより、ハワイやエジプトなどいろいろなところに旅行に行くのが楽しみの一つらしいです。(羨ましいですね!)
弊社で契約しているこだわりの農家さんはまだまだいらっしゃいます。今後もいろいろな産地の農家さんをご紹介していきたいと考えております。

No.032 「成分分析」

大事な大豆成分分析こんにちは、大豆カンパニー本木です。
先月の30日に全国豆腐品評会北海道・東北大会が行われました。
毎年思いますが、昔に比べてお豆腐の味は本当に美味しくなっていますね。
正式な審査の後は業界者での個人的な品評もあり、私も(63品?だったかな)全て試食しましたが、どれもこれも美味しくて甲乙つけ難いものもたくさんありました。
審査結果はフェイスブックなどで知っている方も多いかと思いますが、裏面に記載しますので、ご覧なっていただければと思います。
さて今回は「大豆の成分分析」についてです。
ご存知の通り、食物は各種栄養成分で成り立っていますが、当社が大豆の成分を調べる場合は「水分」、「タンパク質」、「脂質」、「炭水化物」、「灰分」、「エネルギー」、「ナトリウム(食塩分)」などを調べています。 灰分はミネラル分ですので、「灰分が多い方が栄養価が高い大豆です!」と言っていただいて大丈夫です。ちなみに大豆には5g〜6g/100gの灰分があります。
一見少なさそうですが、玄米で1.2g/100g、白米で0.4g/100gくらいですので、大豆のミネラル分は米に比べて玄米の5倍、白米の10倍と言っていただいても良いかと思います。
さらにご存知かと思いますが、米のたんぱく質は5gとかですので、大豆のたんぱく質40gはすごい数値ですよね。白米の成分の7割くらいは炭水化物で、大豆は3割強です。このように白米と比べても大豆は高たんぱくで、バランスの良い食べ物ということがわかりますね。
ナトリウムに関しては穀類は基本0です。検査で1mgくらい出るときもありますが、海が近いとか、土に若干入っているとかの誤差です。ですので、「大豆は食塩分0です!」と言っていただいて大丈夫かと思います。
さらに大豆の鮮度を調べるために「発芽率」「NSI(水溶性窒素指数)」「AV(アダルト…失礼。ではなく酸価)など調べる方もいらっしゃると思います。温度が高く、湿度も高い所に大豆を置いておくと大豆の劣化が進み、発芽率・NSI・AVの数値は悪くなってしまいます。大豆の保管状況によって変わってきますので、定温倉庫にちゃんと大豆を保管する事が重要だという事がわかりますね。ただし新豆であれば鮮度も抜群ですし、定温倉庫にちゃんと入っているものであれば劣化はそこまで進まないので、高い検査費用をかけてまで毎回数値を調べる必要はないかと私は思っています。
後は大豆の成分分析で大事なのは無水物換算値(乾物換算値)で見ないといけないという事です。例えば同じ大豆でも水分が14%と、12%では12%の方がどうしても数値が高く出てしまいます。(水分も含めて全体を100%として見るからです)ですので、水分以外の正確な数値を見るのでしたら、無水物換算値で見る事が大事です。 炭水化物の数値は糖質としても見れますが、炭水化物の中には食物繊維も入っているので、純粋な糖質ではありません。
だったら炭水化物の中の糖質と食物繊維の数値もちゃんと調べて!と思われるかもしれませんが、そこは大人の事情(結構高いんですよ「小声」)というものがございまして…。 ただ炭水化物の数値が高ければ糖質もある程度高いだろうという推測は大丈夫かと思います。
後は青豆の葉緑素(クロロフィル)数値を調べた事があります。
葉緑素は食物や藻類に含まれる緑色の天然色素です。人間の血液の色素であるヘムと似た構造をしているので、「緑の血液」と言われています。
葉緑素はサプリで摂取している方がいるくらい体に良いとされていて、明日葉・小松菜・ほうれん草・クロレラ・緑茶などに多く含まれています。
青大豆を使用していただいているメーカーさんに「青大豆は葉緑素が豊富で体に良いよ!」と言って販売していただきたかったので、分析をしてみました。結果、葉物などに比べるとかなり少ない量というのがわかりまして…。
ちなみに100g中の葉緑素含有量はほうれん草(77mg)、小松菜(71mg)、黒神(0.37mg)、岩手みどり(0.17mg)、秘伝豆(0.19mg)。青大豆の葉緑素の部分は差別化や機能性食品と言えるようなレベルにならない量ですね。
取扱い品種数が多いので中々大変な事もありますが、お客様のご要望があればしっかり分析をおかけします。私自身も取り扱い全品種の分析をかけていきたいと思っていますので、ご依頼お待ち申しあげます。
なお、分析をかけているものであれば無償で提供できますので、遠慮なくおっしゃって下さい。
※分析表は無断で使用されるとおそらく私が怒られてしまいますので(汗)一応何かにご使用の際は一声かけて下さると嬉しいです。

No.031 豆まる新商品

豆まる新商品みなさん、大豆カンパニー本木です。
梅雨のシーズン真っ只中、山形県では6月上旬1時間に40ミリの雨が2時間降り続き畑は水没…。は種後の大雨で大豆の芽が出ない地域も出ています。種の蒔き直しもしていただいておりますが、撒く時期が少し遅くなるので、生育がちょっと心配です。29年産大豆が19万トン強、30年産大豆で15万トン強の4万トン減収なのでここ最近は大豆の不足感が出てきています。令和元年産は20万トン前後無事に収穫されることを切に願っています。
さて、今回は弊社店舗の新商品のご案内です。「良いと思ったものはまず出してみていいよ」と店舗スタッフに伝えているので、豆まるの商品はスタッフが色々考えて試作・提案してくれます。

めんけ〜1つは現在ブームのタピオカ等を使った豆乳ボトルドリンクを新しく出しています。過去にもタピオカが流行りましたが、バブル崩壊や、リーマンショックの頃でタピオカが流行ると不景気になると言われているので、今回は東京オリンピックではないかと…(汗)。冷凍タピオカを販売している業務スーパー(神戸物産さん)の冷凍棚からはタピオカが入荷しては消えを繰り返し、神戸物産さんの株価は急上昇。タピオカブームはまだ続きそうですね。
さて、話は戻っておしゃれなボトルドリンク用のボトルは国内製造のものはあまり無いようで、海外から取り寄せているものをネットで購入しています。1本あたり100円強するので、必然的にかなり高いものになりますが、さすがタピオカブームとだけあって、良く売れています。商品としては「豆乳(500円)」「豆乳甘酒(650円)」「豆乳タピオカミルクティー(650円)」の3種類を出していて、今後は抹茶など味を色々追加していく予定のようです。
パッケージも弊社のスタッフが作ったLINEスタンプのキャラクター「まるるん(キャラクター名はインスタで募集)」を透明シールで貼り付けただけで、シンプルなものですが、「かわいい!」と。中身を買っているのか、ボトルが欲しいのか、インスタ写真が撮りたいのか、若い女性の心理はなかなか分かりかねますが、小さい頃にビックリマンチョコのシールだけ取って、中身を捨てているニュースを思い出しました。(自分はシールを捨てて、チョコを食べていた方ですが…)

まめけ2つ目は「豆乳レモンババロア」と「豆乳ブランマンジェ」です。
決め手は生クリームなのかなと。豆乳と生クリームは相性抜群ですね。とても美味しい味に仕上がっていると思います。
甘いものがあまり得意では無い私は、特に甘さに注意して試食しています。
美味しんぼで読みましたが、糖が貴重だった日本人の甘味の原点は甘葛(アマズラ)を煮詰めて取っていたようです。そこから日持ちもする干し柿が原点になったと言われているようです。日本人はこの干し柿の糖度を超えると甘すぎと感じ、干し柿と糖度を合わせるとちょうど良いと思える爽やかな優しい甘味と感じるようです。
自分も試食するときは、この干し柿の甘さを脳で意識して食べるように心がけています。(数値化はしておりませんで、あくまでもベロメーターですが…)
レシピを記載しますので、ご興味ある方はぜひお試しください。

豆乳ブランマンジェ

豆乳レモンババロア


※最後にまるるんLINEスタンプ(おまめで宮城弁)をLINEクリエイターズスタンプより「すぴる」で検索していただきご購入していただけると嬉しいです。スタッフ佐藤梨奈も泣いて喜ぶと思います(笑)

No.030 平成30年産大豆、小豆の近況報告

平成30年産大豆、小豆の近況報告皆さん、こんにちは大豆カンパニーの本木(宗)です。
5月に入り、こちら東北ではGWの頃から田植えのシーズンに入り、今月中頃まで田植えを終わらせ、末から来月にかけましていよいよ大豆の播種が始まります。毎年この時期の気候が一番過ごしやすい季節で私もようやく大好きな登山を楽しめる季節になってきました。(通年登ってますが…笑)
年に一度しか収穫出来ない米や大豆、今年はどんな作柄になるのでしょうか?
今から楽しみと不安な気持ちが入り混じっている今日この頃です。

さて、今回はおおまかになりますがH30年産大豆、小豆の現在の状況と全国収量及び今年の秋に収穫される令和元年産の弊社の取り扱い数量等を現時点でわかっている範囲でご説明させて頂きます。

H30年産大豆全国の収穫量は21万2,900tで前年産と比べ4万100t(16%)の減収。特に北海道、北陸、東海地方での減収が目立っています。 中でも大豆収穫量の約39%を占める北海道で低温、日照不足及び多雨の影響が多いようです。

特に現在弊社で頭を悩めているのが北海道産納豆用小粒品種スズマル、ユキシズカの品不足感と価格の高騰です。先月の入荷結果を見てもスズマルで60キロあたり27,000円超え、ユキシズカも60キロあたり22,000円超えと、ここ近年見た事がない金額になっており、もはや納豆メーカーさんが使える金額ではなくなっております。弊社も入荷量が例年の半分以下の入荷になっており、既存のお客様への供給もままならない状況で、各メーカーさんには大変ご迷惑をおかけしています。弊社としましても今後も供給に向けて最善の努力はしていきますが、大変厳しい状況であります。
又、小豆の品不足感も深刻で昨年は若干ではありますが、作付け面積が増えたにもかかわらず、全国の収穫量が4万2,100t前年産に比べ1万1,300t(21%)の減収、小豆の作付け面積の93%が北海道なので大豆同様の理由が減収の理由になっております。価格は15年ぶりの高騰で例年の2倍近くまで上がってきております。国産小粒大豆を使用している納豆メーカーさん、小豆を使用している和菓子メーカーさんにとっては大変厳しい年になっております。
その他の奨励品種につきましては今のところ昨年並みの価格で推移しておりますが、市場にH29年産の在庫が大量に無い状況での減収の為、今後品種によっては若干価格が上昇していく品種もあると思います。 奨励品種以外の大豆(在来種を含む)につきましてもH30年産大豆は、ほぼどの品種も例年より収量が少ない状態ですので、夏以降品種によって在庫切れの商品もでてくることが予想されます。 この様な状況の中、弊社取り扱い品種の中で多くのお客様からご注文を頂いております秘伝(山形県、岩手県産)やお豆腐屋さんから好評の香り豆(山形県産)ミヤギシロメにつきましては昨年よりも作付け面積の拡大や契約栽培の量を増やし、出来る限りお客様のご要望に応えられるよう現在農家さん、全農さんと話しを進めている状況です。

ここ近年、毎年のように異常気象といわれる年が続いていますが、国産大豆にこだわり、美味しさを追求しているメーカーさんがいる限り弊社としましても良い大豆を出来る限り安定供給出来るよう今後も努めていきたいと考えております。

No.029 人材不足

人材不足みなさん、こんにちは大豆カンパニー本木です。
仙台でもようやく桜が満開になりましたが、また雪が降ったりと変わった天気が続いています。仙台で桜が満開になってから雪が舞うのは実に21年ぶりのようで、やはり気象がおかしくなってきているように思います。新元号も発表され「令和」になりましたね。「令和」…まだピンときていませんが慣れなのかな。令和元年産の農産物が無事豊作になることを期待したいです。

さて、今回は「人手不足」について書いてみたいと思います。
日本の人口2008年をピークに減少が続いていて、人材不足が深刻になっている昨今、外国人労働者を受け入れながら会社を経営されている方も多くなってきたように思います。特に主要都市のコンビニは外国人労働者が本当に増えたな〜と実感するところで、中小企業の7割は人手不足と回答しているようです。完全失業率はバブル期と同等の数値になり人手不足による「人手不足倒産」も無視できません。大手企業であればAIなどの導入で負担の削減や作業効率化できるかもしれませんが、中小企業は設備投資にそこまで費用負担が難しいのではないかと思います。

この人材不足は外国人労働者の起用も1つの解決策かと思いますが、離職率を下げ、入社してくれたスタッフを意地でも辞めさせない(笑)「働きやすい環境づくり」も大事だと思っています。私は社員として起用した以上「雇用維持」は絶対条件にしています(本人の都合で辞める場合は別ですが)ので、おかげさまで辞めていくスタッフが少ないのが唯一の救いです。会社は社長一人の頑張りでできることはそんなに多くはないので、早めにプレーヤーから外れて現場で頑張ってくれるスタッフをいかに活かすかがとても重要だと思っています。
私がスタッフを活かすため見本にしている会社は「日本レーザー」さん。
こちらの近藤社長は本も多数出版していて「10年以上離職率0」や「2-6-2の下位20%は宝である」「70歳まで生涯雇用」「黒字化は社員のモチベーションが10割」といった人を大切にしながら利益を出し続ける会社ということで色々なところで取り上げられています。
この会社のような素晴らしい会社づくりを目指して頑張っています。

本では、離職率を下げるのはズバリ「何でも自由にものが言える環境」が重要のようで、社長の顔色をうかがって「言いたい事が言えない」状態では社員の自立はないという事でした。
調査によるとスタッフの離職理由も

1位「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」
2位「労働時間や労働環境に不満だった」
3位「同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった」

でこの上位3位までで50%なので、賃金以上に「働く環境づくり」がいかに大事かがうかがえますよね。さらに社員を動かす原動力は3つ

「言いたいことは何でも言える明るい風土」
「社員が会社から大事にされているという実感」
「会社は自分のものだという当事者意識」だそうです。

この3つが整っていれば社員はやめないというのです。

言いたい事が何でも言える環境にしてしまうと社長自身がスタッフからの「社長批判」を受け止めなければいけません。そこまでの度量があるか?ということのようです。私は実際浴びていますので枕をぬらしながら耐えています(笑)
耐え難きを耐え忍び難きを忍び…。ですが会社の事を考えてくれての発言は本当にありがたいと思って感謝しています。当社の創業時22年前は家族3人だけだったので精神的にはとても楽で(金銭的には大変でしたが)、今の方が何かと大変ですがやりがいがありとても充実しています。今後も当社の素敵なスタッフ一丸となってお客様のお役に立てれるよう努めていきますので、どうぞ宜しくお願いします。
従業員満足度(ES)、お客様満足度(CS)の高い会社が勝つ!と信じてます。

No.028 ユニーク・セリング・プロポジション

大事な大豆USPみなさん、こんにちは大豆カンパニー本木です。
少しづつ春めいた気温になり、桜の開花も目前になってまいりましたね。
我が家では長女が高校受験で家庭はしばらくザワザワしていましたが、おかげさまで無事希望の高校に合格してホッとしているところです。
さて、皆さんはUSPという用語を聞いたことはありますか?DAIGOのDAI語ではありません(笑) USPは「USP(ユニーク・セリング・プロポジション)」の略で、アメリカの広告業界の巨匠ロッサー・リーブスによって提唱されたマーケティングのフレームワークの1つです。今回はこのUSPについて考えていきたいと思います。

Unique…ユニーク(独自)
Selling…セリング(売り)
Proposition…プロポジション(提案)

Unique…ユニーク(独自)Selling…セリング(売り)Proposition…プロポジション(提案)マネジメントで有名なピーター・ドラッカーは「マーケティングの最終目標はセールスを不要にすることだ」と言いました。シリコンバレーしかり、現在物の販売はセールスではなく、マーケテイングで販売することが主流になってきています。このマーケティングの中には「3C」「4P」「PDCA」など様々な用語がありますが、私個人的にはUSPは競合他社との差別化を図る上で必要になってきますし、自社の強みが自分も社員にもさらにはお客様にも瞬時に伝わりやすいので、どの企業でもまずは取り組んでいただきたいと考えています。
(何よりも取りかかり安いですし、お客様があなたの商品を買う理由がはっきりわかります)

マーケティング用語は横文字なのでややこしくなりますが、USPは簡単にまとめると「自社独自の売り」という事になるかと思います。 よく例に挙げられる事例で話しますと、例えば…

【事例】
ダイソン「吸引力が変わらないただ1つの掃除機」
アスクル「オフィス用品を明日お届け」
ドミノピザ「30分以内に届かなければ無料」
QBハウス「ヘアカット1,000円所要時間10分」
スマ婚「自己資金16.8万円からの結婚式」
M&M「口で溶けて手で溶けない」
ライザップ「結果にコミットする」
AKB48「CD買えば、握手券プレゼント」
※デート商法のようで、賛否両論あるようですがファンには強烈です

【番外編】
千駄木ラーメン彦龍「日本一まずいらーめん!」(閉店)、仙台ラーメン店一本勝負「美味しくなければ金いらぬ!」(移転)、仙台ラーメン「一本勝負」のような返金制度は、ロッテリアも西友(ウォルマート)も「美味しくなければ返金キャンペーン」を行なってますね。西友(ウォルマート)は一時返金が多かったようですが、その後は売り上げも利益も伸びたようです。 これら事例はまさに強烈ですが、お客様が利用する理由が明確ですよね。

ではどのように考えていくかですが、

価格(他店より1円でも高ければ、先着○名様限定価格、格安食べ放題など)
リスク(見積り・相談無料、満足できなければ全額返金など)
特典(無料券、今ならプレゼント、3個買えばもう1個プレゼントなど)
無料(1ヶ月利用して気に入ったときは購入など)
時間(翌日配達、ご注文から9秒で提供【東千葉の9秒カレー】など)
便利(出張買取、玄関先まで配達、一括見積りなど)
まだまだあるかもしれませんが、この中から組み合わせて考えていただければと思います。(できるだけ抽象的ではなく、9秒カレーのように具体的な言葉や数字が入るとなお良いと思います)

今月22日で契約期間が終了し閉店する当店「豆まる東口店」のUSPは「日本一罪悪感が少なく体に優しい居酒屋」がテーマでした。蓋を開けてみればお客様からもそのように言われるし、女性一人のお客様も多かったので想定していたテーマの通りのお客様には来店いただきましたが、売り上げには結び付きませんでした。原因は女性はレモンサワー1杯で2時間〜3時間くらいおしゃべりが出来る事(笑)や基本的に外食に健康を求めている人は少ない事でしょうか?
途中からは日本酒に力を入れて、おじさま世代を取り込む戦略に変えていきました。ただ売り上げは良くなりましたが、逆にメッセージは伝わりにくくなったようにも思います。最初からとことんこだわりの日本酒BARにすれば良かったかな〜と思ったりもします。 USPを作ったからと言って必ず売り上げに繋がるということではないという良い事例を紹介しました(汗)

皆さんも頭の中ではボヤッと「うちはこうだ」というものがあるかと思いますが、しっかり言語化してみていただければと思います。スモールビジネスの勝者はこのUSPをガッチリ考えるところからではないかと思います。
お客様から「あんたのところじゃなきゃダメなのよ〜」と言っていただけるように、私も頑張ります!皆様もぜひ考えてみて下さい^ ^

あなたのお店でお客様が購入する理由は何ですか?
あなたのお店でしか出来ない事はありますか?
あなたのお店でしか体験出来ない楽しい事はありますか?

No.027 商品パッケージと ネーミングの魅力

商品パッケージと ネーミングの魅力みなさん、大豆カンパニーの本木(宗)です。
2月に入り毎日寒い日が続いております。全国的にインフルエンザもまだまだ流行している季節、春が待ちどうしい毎日です。H30年産の大豆は今月に入り、在来種、奨励品種共に入荷数の見込みがたってきております。一部在来種につきましては例年より入荷数が減少している品種もございますが、ミヤギシロメを初め他の奨励品種につきましては、当初心配していたほどの品質低下や収量減等はないようで一安心しております。あとは今後の価格の安定を期待したいところです。
さて、今回は私が最近非常に関心を持っている商品パッケージとその商品のネーミングについてこれはいいな!と思った商品を例に挙げて紹介させて頂き、この記事を読んでくだっているお客様の中で今後パッケージの変更や新商品のネーミングを考えている方へ何かヒントになればと思い、私なりの考えを書かせて頂きます。 まず一つ目はネーミングでこれは面白い!と思った商品に地元の居酒屋さんで出会いました。《となりのおくさん》?みなさん何の商品かご存知ですか?
この商品実は宮崎県の神楽酒造さんの麦焼酎の商品名なんです!男性の方でしたら大抵の方興味持ちませんか?まさに男心をくすぐるネーミングですよね(笑)他の名の通った銘柄の焼酎もありましたが、男性だけで飲みに行った私は味も知らないのに迷わず「となりのおくさんください!」と注文、すると店員さんが「何十代のおくさんがいいですか?」と返してくれました。この時点で一緒に飲みに行ったメンバーは会話が盛り上がり非常に楽しい飲み会になりました。まさに男性客の心理やツボを考えたネーニングになっていますね!また関連商品として《もとかの》《いまかの》というこちらは鹿児島県のさつま無双さんで製造している芋焼酎になります。みなさんも見つけましたら、是非飲んでみて下さい。ネーミングだけではなく、キレのある美味しい焼酎です。
二つ目は先日九州へ出張した際、妻と娘にお土産を買おうと入ったお店で見つけた色とりどりの小さな綺麗な箱?思わずこれ何の商品だろう?と手に取ってみるとこの商品は金平糖でした。赤の箱はイチゴ味、紫色の箱は葡萄の味というふうに12種類の箱が綺麗に陳列されており、味は分からないけどこれは女性が貰ったらきっと喜ぶだろうと何個が買って帰宅するとやはり娘は大変喜び、もっと箱が欲しいからネットで注文して欲しいと頼まれ、後日ネットで全12種類を注文することに(泣) さてこの二つの例で共通点はどちらも

1.その商品に関して何も知識がないのに注文している(手に取ってみる)
2.購買するであろう客層にターゲットを絞ったネーニング、パッケージになっている。
3.インパクトのある商品名や商品になっている為、強く記憶に残っている。

この3点ではないでしょうか。馴染みの常連客や昔から地元に住んでいる方達は、「ここのお豆腐は美味しいね」とか「うちで使うお味噌は昔からあの味噌屋さんから買っている」というようにもともと知っているお客様はあまりパッケージやネーミングは気にしないのかもしれませんが、今後売上をもっと伸ばしていきたいと考えるのであればその商品やお店のことを全く知らない方でも、「えーこの商品なんだろう?」「この商品名面白い!」と興味を持ってまず、手に取って頂ける商品作りをしていかなくてはと思います。弊社でも今後今まで以上にお客様のツボを捉えた商品作りを考えており、納豆、煎り豆の容量の変更やパッケージの見直しを考えているところです。何かアドバイスありましたらよろしくお願いいたします。

No.026 東北の大豆状況

東北の大豆状況みなさん、大豆カンパニー本木です。
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。大晦日はみなさんゆっくりされましたでしょうか?私はRIZINのメイウェザーと那須川天心の一戦が楽しみで、大晦日は焼酎を飲みながらダラダラと過ごしました。もともと無謀だと言われていた戦い。結果を見れば那須川天心は負けてしまいましたが、階級や経験値も違う強敵に逃げずに頑張ったと思います。まだまだ若いし良い選手なので今後を楽しみに応援していきたいと思います。(個人的にはメイウェザーとパッキャオの再戦が見たい)
さて、今回は宮城県を中心とした東北の情報をお知らせします。東北全体の大豆作付面積は36,300haで全国の大豆作付面積はおよそ15万haですので、東北の割合は25%弱でおよそ4分の1の面積になります。その中でも宮城県は全国2位の作付面積11,200ha程度となっています。青森【4,940ha】、秋田【8,720ha】、岩手【4,640ha】、山形【5,130ha】、福島【1,590ha】。
宮城県の奨励品種は「ミヤギシロメ」「タチナガハ」「タンレイ」「あやこがね」「すずほのか(納豆用)」「きぬさやか(豆乳用)」の6品目ですが、その中でも「ミヤギシロメ」と「タチナガハ」が大半になっています。「あきみやび」は黒目が発生するという理由から奨励品種から廃止されました。
反収(10aあたりの収量)は昨年実績で宮城【139kg】、青森【127kg】、秋田【120kg】、岩手【116kg】、山形【145kg】、福島【113kg】です。山形の反収が145kgと一番多い背景には多収品種の「里のほほえみ」が増えてきているからだと想像できます。30年産の宮城県及び東北全体の集荷数量は現在の所まだ選別調整中で数字は確定しておりませんが、昨年実績はおよそ47,000トンの集荷数量になっています。宮城【15,600t】、青森【6,270t】、秋田【10,500t】、岩手【5,380t】、山形【7,440t】、福島【1,800t】おおよそですが東北の大豆は1ha=1,3t程度の収量と覚えていただけると計算が早いと思います。30年産の新豆も各種入荷しておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしておりますね♫
あと先日はくるみ豆の検査のために鳴子に行ってきました。今回のくるみ豆は少し汚損粒になってしまいましたので特定加工用でした。外観品質に関しては収穫期の除草(草を巻き込んで汚れる)や天候(雨降りで中々収穫に入れない)によってが大きなポイントになってきますので、10月末〜11月初旬の天候はいつも気になります。農産物検査については以前書きましたが、水分・計量・形質などの外観品質により1等〜特定加工用までが合格品という事になり、特定加工用までに入れず規格外になってしまうと生産者の方に数量払いの補助金が入らない仕組みになっています。現状農産物は6割〜7割くらい補助金によって成り立っていますので、生産者の方の苦労を考えると最低でも特定加工用までは入っていただきたいと思っています。このように良い品質のものに高く補助金(1等〜特定加工用でも補助金の金額は変わります)をつけるようになったのは、昔は「捨て作り」※1)があったからだと思いますが、良いものを作る努力が報われるという考えの中では良い事かもしれませんね。
大豆の入札は例年ですと11月から始まるのが30年産は12月スタートになり、1回目の入札が終わりました。気になる価格面ですが、昨年より少し落ち着いたように見受けられます。ただ九州の上場がなかったので今後九州産が入ってくれば昨年並みかあるいは少し落ち着くかなという所かと思います。裏面に入札結果を記載していますので、詳しくはご覧なっていただければと思います。
それでは本年も元気に大豆をお届けしてまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

No.025 新潟県産大豆

新潟県産大豆みなさん、大豆カンパニー本木です。12月に入りすっかり東北は冷え込んでまいりましたね。寝るときに布団が寒すぎますが、布団乾燥機を回してから布団に入ると本当に暖かくて最高です(^^)
12月は師走と言われていますが、「師匠の僧がお経をあげるために、東西を馳せる月」という事で師走になったそうです(諸説あり)いぜれにしても、新豆も入荷してくる時期や忘年会などで私たち豆屋としてもバタバタしてしまう時期です。
※豪雪地帯。新潟県内には約60箇所のスキー場があります。さて、皆様は新潟県と聞いてどんなイメージですか?
新潟の名物はと聞かれると「日本酒!」「魚沼コシヒカリ!」「栃尾揚げ!」などのイメージを持たれている方も多いと思いますが、実はまだまだたくさんあるんです。(最近私も色々知りました)
私もたまに購入する「五泉市のニット」、「燕市の磨きのプロ」「阿賀野市の竹細工」「新潟市・長岡市の木工家具」「柏崎の斑紫銅」「新発田市の漆器・染物」などなど「ものづくり職人」の方々が非常に多いようです。
先日は、某社長様と「燕市の磨き屋シンジケート」に行ってきましたが、綺麗に磨かれたカトラリー系がびっしりお店にあって楽しすぎて帰れない状態でした(笑)
話は変わって大豆です。先日新潟県に契約大豆の吉川在来・恋蛍茶豆(当社オリジナル)・萩娘(はぎむすめ)を見に行ってまいりました。新潟県は山形県同様に今年は干ばつがひどく雨が少なかったので、一般大豆の収量もあまり良い方ではありません。ただ在来種に関しては、昔からの気候変動の記憶があるのか、ただ単に気候の変化に強いのかしっかり取れるものは取れるなという感想です。
吉川在来吉川在来は青大豆の中大粒品種で、もともとは上越市吉川区できな粉などに使われていた在来種です。時代とともに作る人も減っていきましたが、煮豆にしてもお豆腐にしてもすごく甘みや味が良く、どうしてもこの品種を残したいという想いを持った方々で今も少量生産されています。 山本さんという方にメインで作っていただいておりますが、スパルタ農法で有名な永田農法を実践されている方で、土作りや農業に対する想いをよく聞かせていただいてます。毎年一回は鵜の浜温泉で農業や大豆の話しをさせていただいてますが、非常に勉強になります。(後半は二人とも酔ってカラオケを歌ってわけわからなくなってしまいますが…(笑)
恋蛍茶豆恋蛍茶豆(こいぼたる)は新潟十日町市で栽培された茶豆ですが、新潟茶豆でも香り重視の品種、甘さ重視の品種など多数あるので、美味しいと思う品種のみを厳選し当社で命名したものです。
ですので恋蛍は品種名ではなく、商品名と思っていただければと思います。
へきそばこの十日町市付近には苗場高原などがあり、冬場は豪雪地帯なので12月に茶豆を取りに行きますがまさに命懸けです。あと好みは分かれると思いますが布海苔を入れたへぎそばが十日町市では有名で、喉越しは抜群です!
萩娘萩娘はおそらく肴豆であろうという感じの大豆ですが、今年は1町歩近く蒔いていただきました。ただ収穫量はたったの4袋…。天候被害にはかなり弱い品種ですね。このような収量なので来年は作っていただけないだろうなと思っていましたが、「もう一度チャレンジするよ」と言っていただけたのでホッとしました。来年こそは!
その他新潟県の奨励品種はエンレイから里のほほえみにシフトしつつあります。
生産者サイドから見れば本音は収量の多い里のほほえみをたくさん作りたい!となりますが、里のほほえみは晩生(おくて)の品種なので雪に埋もれてしまう心配があります。そのような部分を踏まえますと里のほほえみ1本にするのはもはや博打なので、完全に里のほほえみに切り替わるのはまだ先かなと思っています。
そんなこんなで先日の新潟県日帰りの旅、総走行距離1,100km…。
次回は少し遊びを入れてまた行きたいなと思います。どなたか一緒に新潟ドライブしませんか(^^)

No.024 H30年産新豆シーズンいよいよ到来!

H30年産新豆シーズンいよいよ到来!みなさん、大豆カンパニーの本木(宗)です。11月に入り、朝夕の冷え込みがだんだんと厳しくなってきてますが、日中の気温は例年より暖かく、天気予報を見ても今年は暖冬傾向になるようです。とは言ってもこれから冬に向かうこの季節、みなさん風邪などひかれませんよう年末商戦乗り切っていきましょう!
さて今回は、30年産新豆の状況について今現在弊社で把握している状況をご説明していきたいと思います。今年は全国的な異常気象(ここ数年毎年言われていますが・・・)の年で弊社契約産地どこで聞いてもなかなか良い情報が入ってきてません(泣)
※新得町の大豆生産者さんに今年の状況を詳しく説明してもらいました。産地別で言いますと、先日北海道の契約農家さんとお会いして話を聞いたところ(幕別町、新得町、鵡川町)品種問わず全体的に例年よりも小粒傾向になっており、大粒の割合が少ないこと、5月〜6月の長雨と9月の台風21号の影響で収量も白大豆でおよそ2割減、黒大豆に関しては例年の4割減、小豆に関しては例年の半作以下と、大変厳しい状況になっております。 金時豆やえんどう豆、花豆などはもっと反収が悪い状況のようなので、使用されるメーカーさんは苦労する年になりそうです。
弊社契約主な産地(北海道) 【十勝地方】 ・幕別町 > 黒大豆、黒千石、雑豆各種(小豆、金時豆…) ・新得町 > 音更大袖振、トヨマサリ 【胆振地方】 ・鵡川町 > スズマル、黒大豆 また今年の黒大豆に関しては天候不良の影響で大豆の表面に莢あたりが原因と思われる灰白色の大豆の割合が例年になく多く、選別作業に大変苦労しております(泣)
※十勝地方の広大な景色次に山形県の状況ですが、こちらは播種時期の少雨で発芽率の低下と猛暑の影響で北海道同様品種問わず収量減(例年の2割減見込み)及び、小粒傾向にあるようです。山形県河北町産秘伝、里のほほえみは今月中頃から入荷予定になっており、今月末から来月にかけて山形県上山市産秘伝、岩手みどり、山形県川西町産紅大豆、越後みどりその他在来種の大豆が順次入荷予定となっておりますが、等級や品質等判明するまではもう少し時間がかかりそうです。
最後に地元宮城県の状況ですが、天候の影響で稲刈りが遅れた為、大豆の収穫も若干遅れているようです。11月中頃から本格的な刈り取りが始まると思いますがこちらも小粒傾向は変わらないようです。収量も例年は1反あたり4俵ほど取れるタチナガハで2俵半ほどの量しか取れないのでは?と生産者の方から報告がきております。人気のミヤギシロメはその後の収穫になるので収量はまだ分かりませんが、今年は大粒よりも中大粒の割合が多くなるのではないかと予想しております。
※さすが北海道の大豆調整施設。規模が違います!他の産地の情報もだんだん集まってくる時期なので、分かり次第弊社のフェイスブックやこの大事な大豆等で発信していきたいと考えております。
今年は大豆を生産する農家さんも大豆の流通する立場にある問屋も実際大豆を使用するメーカーさんも量の確保や品質で大変な年になるかもしれませんが、25産の時のような全国的な国産大豆不足、価格の高騰までには現時点ではならないと予測しております。もう少し冷静に状況を見守っていきたいと思います。
なにはともあれ、品質、価格が例年並みで落ち着いてくれることを願うばかりです。

No.023 油について

油についてみなさん、大豆カンパニー本木です。10月に入り朝晩の冷え込みも少しづつ厳しくなってきました。大豆はこの寒さが来てようやく枯れてきますので、新豆の収穫ももうすぐそこまできていますね。9月は決算を言い訳にしてこの冊子をさぼってしまいましたので(汗)、また引き締めて書いていきたいと思います。
さて今回は「油」についてです。もともとの「和食」には「油」はそれほど多くは使われていなく、昔は圧搾で絞った油は「灯火」に使われているのが一般的でした。油が多く日本食に普及してきたのは、江戸時代に長崎から中華料理が広まってきたことが1つあり、その後全国で油を使った料理が普及したのは明治時代中期以降にトンカツ・コロッケ・オムレツなどの洋風料理が普及したことで、日本に定着してきたという流れになっています。 このとんかつ流れから近年は油料理を摂取する機会が増えてきて、アレルギー社会やメタボ社会が日本で広がってきたと言われています。 かく言う私も20歳頃まで「喘息」と「アトピー」に悩まされ、「気管支拡張剤」と「ステロイド薬」は手放せず、小学校の時は修学旅行も危なく行けなくなるところでした。原因は色々あると思いますがすごく辛かったのを覚えています。《父親は私のアレルギーのおかげでタバコをやめれたと喜んでいましたが(笑)
バター三大栄養素の1つ脂質は量と質が大事で、油(種を絞ってできる液状の植物油)と脂(肉の脂の部分やバター・ラードなどの動物性脂)に分かれます。
動物性脂は、融点が高く常温で固体です。人間の体温が牛や豚の体温よりも低いので、動物性脂が体の中で固形化し、血液をドロドロにするので取りすぎは良くないと言う理論があり、国では植物油を推奨してきました。 ところが単純に植物油が体に良いと言うことでもなく、「油の組成」や「トランス脂肪酸」の問題は無視できません。
本来の植物油は酸化しやすく、長期の保存が難しいという問題がありますが、その植物油に水素添加をすると常温で固形の油(マーガリン・ショートニングなど)ができます。そうすると長期保存が可能になり流通もしやすくなりますが、その水素添加をする過程で「トランス脂肪酸」が大量に作られてしまいます。
オリーブオイルスーパーに並んでいる油も、「ヘキサン」や「ヘプタン」という溶剤を使って油を抽出する「溶剤抽出法」が多く、抽出後レシチンや食物繊維カルシウム、マグネシウムなど長期保存に不向きな栄養を取り除き、高温(110℃)で脱色させ、さらに高温(240℃〜270℃)で脱臭し、保存剤を入れて製品完了です。
この脱臭過程の高温が「トランス脂肪酸」を多く作ります。
「トランス脂肪酸」に関しては、各国様々な禁止事項や表示義務などを設けていますが、日本では摂取量の目標程度はあるものの、規制や表示義務は現在のところありません。
油について「オメガ3」(えごま油、亜麻仁油など)や「オメガ6」(大豆油)(グレープシードオイルなど)「オメガ9」(オリーブ油、菜種油など)は良く聞くワードですが、種子によって上記の通り脂肪酸組成が色々あります。日本人はオメガ6を取りすぎで、オメガ3が不足していると言われています。さらに「オメガ3」「オメガ6」はなるべく加熱せずに摂取した方が良いので、揚げ物に使うのは酸化しにくいオメガ9系の油が最適です。菜種油や米油は酸化しにくい方の油になりますので、油揚げなどには最適な油ではないかと思っています。
当社では以上の事も踏まえて今年から国産の菜種油の取り扱いを始めました。
国産の菜種油は値段も良いですが、お客様に油揚げで試してもらったところ、風味や旨味が抜群で生地の味もさることながら油の旨味がすごく良く美味しい油揚げになりました。(特に赤水はこれまたうまい)
原価は上がりますが、今後人口が減っていく日本の中で販売量をどんどん伸ばしていくのは難しいと思っていて、良いものを適正な価格で販売していけるようにしなくてはいけないと私は思います。売上ではなく粗利を追求していく方向ですね。
そのためには①原材料 ②製法 ③パッケージデザイン ④マーケティングなどによる販売ルート確立などなど色々見直さなくてはいけないと思っています。
今後は原材料だけではなく、デザインやマーケティングにも踏み込んでお客様と深い会話をしていけるようにもっと勉強していきますね!

No.022 決算大感謝祭

決算大感謝祭皆さんこんにちは、大豆カンパニー本木です。毎日暑くて夏バテ気味ですが、皆様は大丈夫でしょうか?熊谷市では気温が41.1度となり、国内の観測史上最高気温を5年ぶりに更新しました。世界の観測史上最高は1913年アメリカのデスバレーで56.7度のようで、「それに比べればね!」と言いたいところですが、比較的涼しい気温の東北の人間には毎日つらい暑さです。年々気象条件が悪くなってきているように思うのは、私だけではないと思います。農産物も今後ちゃんと収穫されるか心配になりますね。
さて、日頃お世話になっているお客様へ感謝の気持ちを込めて、当社では9月15日(土)に決算大感謝祭を行うことにしました!このようなイベントは、はじめての経験なのでご来社いただいたお客様にご満足いただけるか多少不安はありますが(汗)できる限り喜んでいただけるような内容にしたいと考えております。 内容は当日までさらに詰めていきますが、今現在考えておりますのが
*飲み放題
当日はビールサーバーを借りる予定ですので、生ビールやその他美味しい地酒・貴重な焼酎などのアルコール類をご用意いたしますので、お酒のお好きな方は可能でしたら、お車ではなく公共交通機関でご来社ください。
*お食事
食べ物は当社の自社商品の試食(納豆・炒り豆・甘納豆など)や東口店で人気の肉とうふ、その他美味しいお肉でBBQや簡単な軽食もご用意いたします。会が終わりましたら、2次会も会場を移動して会費制で行う予定ですので、併せてご検討ください。
bbq*大豆の即売会
当日はせっかくご来社いただきますので、国産大豆のお得な即売会を行います。セリ形式が良いか、抽選が良いかは検討中ですがぜひこの機会に大豆をお得にゲットしてみてはいかがでしょうか?
*ビンゴ大会
夕方はビンゴ大会を行います。1等〜3等までと参加賞をプレゼントいたします。景品は1等〜3等まではもちろん大豆の予定です(^ ^)こぞってご参加くださいますようお願いいたします。
*懇親会
17時に会は終わりになりますが、ご存知の通りそこからも本番です(笑)一緒に飲みながら色んなお話しができればと思っておりますので、ぜひご参加ください。 上記のような感じでイベントを開催いたします。お忙しい時期かと存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。多くの皆様のご参加お待ちしております!

No.021 大豆パワーで健康ダイエット

大豆パワーで健康ダイエット みなさん、大豆カンパニーの本木です。7月も半ばを過ぎ、こちら東北地方も梅雨明けを心待ちしている毎日です。
 今年の梅雨は北海道や九州、西日本で大雨の甚大な被害がでてしまい、改めて年々異常気象になってきているなあと実感しております。被害にあった地域の復興を祈願するとともに、今年作付けされた大豆の収量や品質も心配しています。
大豆食品 現在弊社で把握している30年産の大豆の状況は北海道で播種後の低温、長雨の影響で生育の遅れや山形県の一部の地域で播種後の高温、小雨の影響で発芽率の低下の報告は聞いております。地元宮城県に関しては今のところ順調に生育が進んでいるようです。
 さて今回のテーマは、昨年より密かに始めた大豆ダイエットの御紹介をしたいと思います。最近たまにお会いするお客様や友人、知人から「本木さん痩せた?」と言われることが多くなりました。そうです!昨年の一月から始めた大豆ダイエットで79キロだった体重がなんと!67キロまで減量することが出来ました。
ビフォー 約一年半で12キロ減量出来たのは毎日仕事で接している、そう!大豆のお陰なんです。 きっかけは、昨年の健康診断の結果がほぼ全ての項目で再検査、要経過観察に該当してしまいこのままではさすがにヤバいな、少し健康に注意しなければと感じたのがきっかけです。 もともと趣味の登山以外は運動すること、我慢することが苦手な私、加えて大好きなお酒も止めずにいかに楽してストレスを溜めず、かつ継続性がある方法が何かないかと考えた時思いついたのが大豆ダイエットでした。
アフター 方法はとっても簡単!夕食は家で作ってくれたおかずは何でも好きなだけ食べて、お酒も飲みたいくらい飲む!ただご飯や麺類の炭水化物は取らないで代わりにお豆腐や納豆を食べること、朝は味噌汁一杯と豆乳をコップ一杯飲み、その分お昼は食べたい物を食べたいだけ食べる!たったこれだけなんです。 この食生活を一年半続けた結果、なんと!!

  • 体重 79.6kg>67.1kg
  • BMI 28.8>24.2
  • 腹囲 92.0cm>80.5cm

 その他血圧、脂質、肝機能も全て正常値に改善されました!
 改めて大豆って素晴らしい食材だと感じた一年半でした。
 飽きっぽい私がここまで継続出来た理由は

  • 1)毎日食べても飽きずに美味しいと感じられる豆乳、お豆腐に出会ったこと
  • 2)出張や旅行、お付き合いの飲み会の時は必要以上に意識せず、食べたい物は適度に食べる。
  • 3)無理に自分を追い込まず長期間でゆっくり痩せるように目標を立てる。
  • 4)ストレスを溜めないように好きなお酒も我慢しない。

 この4点だと思います。 よろしければ、皆さんの周りでやせたいのになかなか痩せられない方がいらっしゃったら是非私の大豆ダイエットを勧めてみて下さい。
 これからも大豆に感謝しながら、大豆の良さや素晴らしさを今まで以上に会社スタッフ一同で発信していきたいと思っております。

No.020 世界の納豆

世界の納豆 みなさん、大豆カンパニー本木です。6月に入り梅雨の時期に突入しました。暖かかった気温もまた少し寒くなってきて、服を選んだり傘を携帯したりで、色んな調整をしなければないので大変ですね。
 周りを見回すと大豆のは種(種まき)もほぼ終わって、少しづつ芽を出し始めました。29年産大豆は北海道・九州が比較的良好でしたが、東北・関東は例年より若干収量も少なかったので、今年は豊作になると良いですね! さて今回は国民食「納豆」についてです。皆さんは納豆好きですか? 納豆は私共でも製造しておりますが、国民に深く浸透している伝統食の一つですよね。日本では「納豆」と言えば「糸引き納豆」の事を思い浮かべると思いますが、他に「納豆汁」・「塩辛納豆」や「浜納豆」「大徳寺納豆」のように乾燥したものもあり一口に納豆と言っても様々あります。面白いところでは岩手県西和賀町の「雪納豆」。(これは糸引き納豆になるのかな) なぜ雪室で作っているのかは謎ですが、雪深く寒い地域なので雪を掘って作った雪室がもしかしたら一番暖かいのかもしれませんね。
納豆を作っている人 では次に納豆の起源ですが諸説あり、「秋田」「茨城」「熊本」が有力な説として上がっています。私の中では「秋田説」が一番有力な説かなと思ったりしています。(東北ひいきかもしれませんが…) 「秋田説」は源義家が後三年の合戦の際に、煮た豆を藁に入れていたら納豆になっていたという説です。秋田に納豆発祥の地の石碑があるくらいなので、東北ではこの説が一番有名なのでしょう。
 さらに「茨城説」も「熊本説」もかなり有力な説だと思います。どちらの説にも源義家が出てくるので、もう納豆と源義家は切っても切れない赤い糸ならぬ、納豆の白糸で結ばれた関係なんだなと思います。(真相はいかに…) さらに時代が進み、納豆が一般的に食べられるようになったのは江戸時代頃からと言われているようで、納豆を美味しく食べるための醤油の製造が始まったからとも言われています。朝食はご飯、納豆、味噌汁、お新香…。最高の食事ですね!この頃の納豆は1束66円・お豆腐は現在の4倍大きかったようですが1丁825円と聞きました。良い値段です。 話は戻り、続いては世界の納豆を見てみましょう! アジアの納豆大三角形はインドネシア「テンペ」、ヒマラヤの「キネマ」、日本の「納豆」です。テンペは日本でも少しづつ市民権を得てきているように思います。
 タイには「トナオ」という納豆に近いものがあり、せんべえ状の物が市場でたくさん売られているようです。日本のようにご飯の上にガバッとというよりは、スープに入れたり、カレーに入れたりするのが一般的だそうです。
 こちらは「藁」ではなく、シダやチークの葉で発酵させるのだとか。 ネパールでは一部の納豆民族がこよなく愛する発酵乾燥野菜「グンドウルック」と納豆の和え物が人気です。ミャンマーでも納豆民族は「古納豆」「納豆汁」をこよなく愛するといいます。
 そしてお隣韓国では「チョングッチャン」という納豆チゲのようなものもあり、韓国のソウルフードのようです。ただ日本の納豆よりももっと臭いが強いので、日本人観光客でも納豆は食べれるけど「チョングッチャン」は無理!という人もいるようです。韓国の人は逆に納豆は美味しいけど「チョングッチャン」はもっと美味しいという人が多いそう。面白いですね! その他アジアでは食べ方も生で食べたり、塩・唐辛子・生姜・パクチー・ネギ、漬物と合えて食べるところもあるようです。美味しそうですよね! このように世界でも納豆に似たようなものはずいぶん食べられています。工夫すればアジアを商圏に捉えた商品なども考えられるように思います。
 現在世界の人口76億人。2030年予想は86億人、2050年予想98億人です。
 このような人口増加、世界を襲う干ばつなどの気候変動、穀物価格の上昇、アフリカの食糧強奪テロなど、食糧が不足してくると起こる問題は山のようにあります。そうならないためにもやはり「大豆!」なのではないかと思っています。大豆製品が世界を救う日が刻々と近づいてきているかもしれませんね(^^)

No.019 日本酒から考える

日本酒から考える こんにちは、大豆カンパニー本木じゅんです。
 先月の21日・22日は東京ビックサイトで〝豆腐資機材フェア〟がありましたね。当社部長は21日(土)、私は22日(日)に参加してまいりました。機械を一通り見て回り、油揚げの試食会場に特別に(時間外でしたので貸切状態)入れてもらい、1人で黙々と油揚げを食べていました。久しぶりにお会いできた方も会場にいらして、楽しい時間を過ごすことができました(^^)(油揚げをほぼ全て制覇しました!ホットプレートがあったのに気づいたのは、終盤になってから) さて、話は変わりますが、皆さんはお酒好きですか? ご存知の方も多いと思いますが、私は大豆の次に日本酒が大好きです。
油揚げの食べ比べ会場の様子油揚げの食べ比べ会場の様子 仕事では厳しかった父が夕方日本酒を飲み始めると、ゆる〜く話しやすくなり気がつくと2人で一升瓶が空になっていたりと、よく仕事の話しをしながら一緒に飲んでいた事を時々思い出します。 そんな私がこよなく愛する日本酒から色々と考えてみましょう。
 日本酒の歴史は諸説あるようですが、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する際に作らせた「八塩折(やしおり)の酒」(酒で酒を仕込む貴醸酒のようなものを8回仕込んで作る)や、映画「君の名は。」に出てくる「口噛み酒」のようなものが日本最古のお酒という説があるようです。 私は日本酒好きを豪語していますが、「口噛み酒」はさすがに飲んでみたい好奇心より違う気持ちの方が勝ってしまうかもしれません。 皆さんは「口噛み酒」どうですか?「えっ美人のだったらOK?」そんな意見もあって良いと思います(笑) では日本酒の種類はどうでしょう。種類は以下8種類に分類されます。
日本酒 本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒・特別純米酒・特別本醸造酒。使用原料や精米歩合によって分類されています。 さらに、絞り方や貯蔵方法によって味も変わります。こちらも名称がしっかりと分類されていますね。 あらばしり・中取り・雫酒・原酒・無濾過・おりがらみ・速醸・生酛・山廃・生酒・生貯蔵酒・生詰め酒・にごり酒・ひやおろしなど。
煮魚 今まさにお豆腐業界もアイスクリーム等(アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓)を一つの基準として現在豆腐公正競争規約設定委員会で様々な決め事や分類を作っていこうとしておりますが、ここに関しては各社様々なご意見があるのかなと思います。大事なのは手をしっかりとかけて丁寧に作ったものの価値をお客様にしっかりと伝えて、良いものは良い!と選んでいただけることだと思っています。
 そのために基準やルール作りが必要であればこの業界の基準も大事だと私は思っていますが、どうでしょう。 みなさんのご意見もぜひ聞かせてください。

No.018 漫画キングダム

 みなさん、大豆カンパニー本木です。3月に入り春の気配を少しづつ感じれるようになってきましたね。今年の冬はとにかく寒く、風邪やインフルエンザなどにかかって大変だった方も多いと思います。
 私はおかげさまで過去にインフルエンザにかかった事がなく、家族全滅でしたが私だけは無事?かかりませんでした。バカはなんとかというやつかもしれませんね(笑)
 さて、突然ですが皆さんは漫画を読みますでしょうか?私は普段漫画をほとんど読みませんが、もし読むとしたら男臭い熱い漫画がシビれてとても大好きです。過去に読んだことがある漫画はスラムダンク、魁・男塾、花の慶次、サラリーマン金太郎、クローズ、ろくぶる等、男臭いかっこいい人物がたくさんいました。最近の漫画ではワンピース(あまり詳しくないですが)のシャンクスなんかもかっこいいなーと思ったりします。(小声ですが小学校の時、電影少女ビデオガールをドキドキしながらコソコソ読んでいたのは、自分だけではないはず)
 先日とある知り合いの経営者の方から「絶対にキングダムを読んだ方が良いよ!とにかく面白いから!」と言われました。秦の始皇帝は皆さんご存知だと思いますが、その始皇帝が中華を統一する歴史のストーリーに(ある程度かな?)基づいた歴史漫画です。「そこまで言うなら…」という気持ちでとにかく1巻を買って読んでみたら、悔しいことに見事ハマってしまい当時全47巻を1週間のうちに読み切ってしまいました。 ※今回は有名漫画キングダムネタでいきますので、知っている方はすみません(汗)
 登場人物は個性豊かなキャラクターが出てきますが、まずは秦の始皇帝になる秦の大王である政(せい)。500年続く中華の争乱を終わらせ、中華を一つに統一する!という崇高な志を持って突き進んでいきます。他国に合従軍で攻められ、国家存亡の危機には自ら斎(さい)で剣をふるい、一般民を奮い立たせ国家の危機を救います。政が一般民にかけた言葉のように、トップの一言でこんなにも人々が奮い上がるものなのだなと、言葉や想いは本当に大事なのだなと改めて思わされます。今でいえば「ペップトーク」かな。会社を通して何を実現したいのか…皆さんもスタッフと酒を交わし語り合ってみて下さい。
 続いてキャラクターで外せないのは、やっぱり信(しん)です。
 信は下僕出身の身ながら大王クーデターの危機を救い、チャンスをものにしていきます。親友である漂(ひょう)と共に天下の大将軍を夢見ていましたが、漂は殺されお互いの夢である大将軍を1人目指していきます。信がとにかくすごい所はどんな逆境でも決して諦めず、前しか見ないところです。
 会社の経営をしていれば良い時もあれば悪い時もあり、時には心折れそうになることもあると思いますが、漫画の中の信はどんな事があっても「天下の大将軍になる」という夢の為に決して諦めません。時には無謀に感じるところもありますが、愚直に前に進んでいくその姿に心打たれます。ちょっとバカですけど(笑)やっぱり一番好感の持てるキャラクターです。
 その他には、天下の大将軍「王騎(おうき)」。秦の大将軍「麃公(ひょうこう)」。軍略の天才「王翦(おうせん)」。野盗のボス「桓騎(かんき)」。山の民の王「楊端和(ようたんわ)」。「騰(とう)」、「蒙武(もうぶ)」、「王賁(おうほん)」、「蒙恬(もうてん)」、「昌平君(しょうへいくん)」、「昌文君(しょうぶんくん)」、「羌廆(きょうかい)」、「壁(へき)」などなど…(誰か忘れてないかな…)かっこいいキャラクターが盛りだくさんです。 個人的にはこいつ本当に悪い奴だなーと思いながらも、桓騎の戦い方がちょっと渋いなと思ってしまったりしています(笑)
 稚拙な文章で大豆と関係のないキングダムの話を長々としてしまいましたが、とにかく面白いのでもしまだ読んだことのない方は是非読んでみてください。会社経営者必読の漫画です(^^)一緒にキングダムトークをしましょう!

No.017 大豆カンパニー低温倉庫内のご紹介と震災から7年経って感じること

 みなさん、こんにちは大豆カンパニー本木宗一郎です。この冬は全国的に記録的な低温、大雪のニュースが連日続いていますね。体調管理に気をつけ冬を乗り越えていきましょう!
 さて、今回のテーマは大豆カンパニーの心臓部、弊社で大豆を保管している低温倉庫の紹介と来月で東日本大震災から丸7年が経過しますが、震災当時の倉庫状況、忘れてはいけない当時の苦労話しや沢山の方からの御支援、御声援を頂いた思い出話をしたいと思います。

大豆カンパニー低温倉庫
*少数ロットは品種別、等級、生産者別に棚で管理してます。*少数ロットは品種別、等級、生産者別に棚で管理してます。 弊社の低温倉庫は2009年3月に現在の場所に完成しました。
 倉庫には最大250トン〜300トンほど保管が可能な広さになっており、倉庫内の温度は年間を通して15℃以下で管理しております。今の時期は新豆入荷のピークで全国各地から大型トラックやJRコンテナ、自社トラック等で入荷してきております。(連日入荷と出荷、選別作業の連続でなかなか倉庫整理が出来ない日々が続いおります)弊社で取り扱っている国産大豆の品種はおよそ常時30〜40品種ほど、それを産地、等級、粒の大きさ、慣行栽培品、JAS認定栽培品、無農薬大豆、(品種によっては生産者ごと)に細かく分類しての在庫管理を行っております。あまりの細かさに入庫した私自身がどこに何があるか探し回ることも多々あります… 在庫管理は大変ですが、農家さんが丹精込めて作ってくれた大豆をいつお客様のお手元に届いても安心して使って頂ける様に弊社は倉庫内の管理、大豆の品質管理は今後も徹底して行っていきたいと思っております。

震災当時の状況
*震災当日の倉庫の状況です。入荷してきたばかりの新豆が一瞬で崩れてしまいました。*震災当日の倉庫の状況です。入荷してきたばかりの新豆が一瞬で崩れてしまいました。 震災があった3月は新豆入荷のめどがつきそうな時期で倉庫内がパンパンの状態の時に起きてしまいました。当日は社長も私も外出中で夕方会社に戻り倉庫内をみると… 写真のような状態に…
 もし中で作業していたら?考えるとゾッとしました。震災当時大変だったのは被災された全ての人達に言えることなのであえてこの紙面では詳しく触れませんが、弊社の倉庫内の片付けには数ヶ月かかりました。せっかく入荷してきた新豆も数百袋商品にならず泣く泣く廃棄処分にしました。(在来種を初め黒大豆、青大豆など貴重な大豆を含め)またせっかくパレットに大豆を組み直しても余震で再度崩れたこともありました。会社にとっては大損害でしたが、当時のことを振り返ると周りのいろいろな方に助けられたと改めて感じます。
 ライフラインがまだ整っていない中、同業者が遠方からトラックで軽油や水、食料を運んで来て頂き、泊まりがけで倉庫の片付けを手伝ってもらったり、近くの運送屋さんの従業員さんが倉庫の片付けに駆けつけてくれたり、お豆腐屋さんに大豆の配達に行くと、「水、食料大丈夫か?」と心配してくれ、水や食料を分けてくれたり、数日風呂に入ってないことを伝えると「うちの風呂に入っていけ!」などなど温かい言葉を沢山の方にかけて頂きました。
 今振り返ると当時の状況はとても社長と私、他のスタッフだけではとても乗り越えることが出来なかったと思います。沢山の御支援があってこその現在の大豆カンパニーだと思っております。
 来月で丸7年経過する今、こちら東北でも少しずつ震災の記憶が薄れていく中、当時経験したことを再度思い出し、周りの方への感謝の気持ちを忘れずに日々生活していきたいです。

No.016 減反政策

大豆問屋の大事な大豆 みなさん、大豆カンパニー本木です。新年明けましておめでとうございます。 昨年も1年間大変お世話になりありがとうございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 昨年はクラウドファンディングに始まり、2店舗開設など色々ありましたが、とても充実した一年でした。昨年は店舗に時間が相当取られて出かけられなかった分、(引きこもり状態…)今年はあちこち行きたいなーとワクワクしているところです。 さて、1月12日山形県河北町で毎年恒例の生産者会議?飲み会(笑)を行いました。話の中心はやはり農業の事ですが、2018年度から減反政策が廃止となり今後の農業の見通しなどが話題となりました。
 みなさんの中にも減反政策が廃止になるにあたり、国産大豆はどうなっていくの?という所を不安に思っている方もいらっしゃるのではないかと思い、今回は「減反政策」について書いて行きたいなと思います。
 みなさんもご存知の通り、減反政策とは一言で言うと「米の生産調整」です。
 昔の日本は深刻な食糧不足だったので、政府は「食糧管理法」(以下食管法)という法律を制定しました。食管法(1995年/平成7年に廃止)とは東條内閣(昭和16年〜昭和19年)の時に制定されたもので、政府が主に米を管理することによって、

1)安心して米を生産できるよう政府が高値で生産者より買い取る事。
2)安定して消費者が米を食べれるように政府が消費者に安く販売する事。を目的としたものです。

 この食管法ですが、食料不足の頃にはある程度機能した政策だったと思います。ですが昭和30〜40年頃になると、日本は徐々に豊かになり食の多様化も進み、米が余るようになっていきます。政府としては余り気味の米を在庫するようになり、負担も増えて行き、余った米を安く販売し米価を下げるわけには行かないので、供給量自体を減らす方向へ動いたのが「減反政策」です。
 1970年頃から本格的に減反を行い、減反に協力した生産者には10aあたり15,000円(2014年からは7,500円)の補助金を出して、生産調整に入って行きます。(様々な問題や事件などありましたが…良い悪いは置いておきましょう) これによって、米の作付け面積は少しづつ減って行き米価を極端に下げることも無いように努力していきました。ここまでが減反政策を行い現在に至った経緯です。 ちょっと長くなってしまいましたが、まだ大丈夫でしょうか?もう少しお付き合いください(笑)
 「じゃあ減反政策が廃止になればみんな米を作って、転作で大豆を作る人がいなくなってしまうのでは?」と言う声をよく聞きます。
 しかしながら廃止と同時に、転作としての加工用米や飼料用米の補助金は増えるので、主食用のお米はおいそれと増えることはないだろうというのが私の見解です。大豆もしかりで、国産大豆も20万トン規模の生産量があり、ある程度設備投資を行なっているので、急激に減っていくことは無いと思っています。(希望的観測だったらすみません) 生産者は当然ながら生活があるので「何を作ったら儲かるんだ」という視点も大きいのは事実ですが、しっかりとした繋がりを作っておけばすぐに大豆作りを止めることはありません。なので声を大にして言いますが当社の経営理念の1つでもある「繋がり」が本当に大事なんです。
 何れにしても聖域と言われ50年続いた政策を廃止にするということですから色んな立場の人によって賛否両論になることでしょう。
 今後どのように動いていくか、しっかりと見ていく必要があると思っています。 みなさんの意見も是非聞いてみたいです

No.015 29年産大豆〜色豆〜

大豆問屋の大事な大豆 みなさんこんにちは、大豆カンパニー本木です。
 仙台も雪が降って、すっかり冬の季節が到来しましたね!こんな時期は熱燗におでんで一杯やりたいところです。
 少しづつですが29年産の大豆が入荷してまいりました。 北海道の祝黒。今年は昨年より収量は良かったようですが、昨年在庫が少なく、価格も高値で安定してしまっている状態です。もう少し購入しやすい価格になってくれると良いと思うのですが…難しいですね。
秘伝青豆 岩手みどり系の青大豆は市場在庫が少なく、奪い合いのような状態になっており、価格も例年より高くなってきてしまいました。
 今年の天候でしょうが、品質もそれほど良くなく煮豆や小袋で販売するものは中々集めるのは大変なように思います。
 秘伝豆に関しては、品質は例年並みですが、収穫量は例年よりも少し少ないように思います。極大粒品種ですが、中粒も少し多いようなのでその辺りで全体収量が少なくなってしまっているように思います。
紅大豆 紅大豆は品質はまずまず良いのですが、こちらも例年の8割の収穫量で物が少ない状況です。 新豆の黄大豆は里のほほえみや、タチナガハなど少しづつ入荷しておりますが、こちらも例年より収量は少なく、タチナガハに関しては病気のようなものも多いと話していました。
倉庫風景 以上全般的に今年は昨年に比べると収穫量は品種や場所にもよるかと思いますが、それほど良くないように思います。
 昨年在庫との中で今年の相場は決まってくるかと思いますが、黄大豆の価格の大幅な変動はないのではないかなと思っています。
 これからも入荷状況がわかり次第ご連絡いたしますので、どうぞ宜しくお願いします!

No.014 品評会に参加して思うこと

大事な大豆29年産大豆〜色豆〜*品評会後の試食会の様子*品評会後の試食会の様子 
 みなさんこんにちは大豆カンパニーの本木宗一郎です。
 こちら宮城県は8月の日照不足が嘘のように9月下旬から10月初旬にかけて晴天が続き周りの田んぼでは急ピッチで稲刈りが進んでいます。後一ヶ月もすればいよいよ東北地方でも本格的に大豆の収穫シーズンに突入します。(毎年の品質はどうなりますか楽しみです。)
*2年連続金賞受賞された 〝とうふ工房ゆう〟様の「絹ごしとうふ」*2年連続金賞受賞された 〝とうふ工房ゆう〟様の「絹ごしとうふ」 さて、今回のテーマの「品評会」について私の考えや思いを書かせていただきますね。先日東京上野で「第7回ニッポン豆腐屋サミット及び第3回全国豆腐品評会」が開催されました。去年の熊本に続き今年で3回目になる品評会は全国の地区予選を勝ち抜いた89社、出品数125点で行われ、木綿豆腐部門、絹ごし豆腐部門、寄せ・おぼろ豆腐部門、充填豆腐部門各部門で金賞、銀賞、銅賞が決められました。(紙面の関係上結果のほうはこちらに記載できませんので詳しい結果を知りたい方は、全国豆腐連合組合様のホームページをご覧ください。)
 出品されたお豆腐は全部試食しましたが、さすが地区予選を勝ち抜いたお豆腐!どれを食べてもそれぞれ特徴があり、レベルが高いお豆腐ばかりでした。
私が感じた今年の傾向としては

  • 1、受賞されたお豆腐屋さんが全国的にばらけていたこと。(昨年は関東に集中していましたが、今年は北海道、東北、関西の受賞者が多かったです。)
  • 2、上位入賞者の多くの方が原料大豆として在来品種を使用していたこと。(地産地消をうたい地元の大豆を使っているお豆腐屋さんも多数おりました。)
  • 3、パッケージや容器、商品名にインパクトが強いお豆腐が多かったこと(消費者が思わず手にとりたくなるような商品)
  • 4、味、食感はなめらかで濃度が濃いお豆腐が多かったこと。


 また、私の地元宮城県産ミヤギシロメを使っているお豆腐屋さんも沢山いて、年々ミヤギシロメの良さを理解していただいているようで私個人としても大変嬉しく思います。
 品評会に参加して感じることは、どのお豆腐屋さんも製造方法や原料を日々研究し自社の特徴を出し、どこよりも美味しいお豆腐を作ろうと努力なさっているかと思います。品評会に参加することは単に優劣をつける場ではなく、普段交流のない地域の方との情報交換の場だったり、新しい出会いの場であり、何よりも自分の立ち位置、今後の課題や目標が分かる貴重な機会だと思います。
*インパクトの強いお豆腐のパッケージ*インパクトの強いお豆腐のパッケージ*インパクトの強いお豆腐のパッケージ 今回惜しくも本戦に出品出来なかったお豆腐屋さんも多く品評会に参加なさっていました。参加された方々がそれぞれ新しい発見、刺激を受けてきっと来年札幌で開催される品評会は今年よりさらにレベルの高い品評会になることを今から楽しみにしています。
 弊社も大豆を販売する立場からこれまで以上にメーカーさんが求める大豆やその大豆に関する情報等を正確にお伝えし、今後も国産大豆問屋として精一杯応援していきたいと思います。
 ※品評会をいろいろ調べてみると、米、お茶、海苔、納豆、味噌、醤油、日本酒、ワイン、ビール、チーズなどの飲食物の他にも牛や犬などの動物の品評会もあるみたいですね。私は是非機会があれば日本酒の品評会に参加してみたいです!

No.013 新知芯力の和

大豆問屋の大事な大豆*小田原市の老舗お豆腐屋さん。がんもが有名らしい*小田原市の老舗お豆腐屋さん。がんもが有名らしい こんにちは本木じゅんです。8月は雨が続き、真夏は来るのかと思いながらとうとうあまり暑い日も続かず、秋めいた季節になってしまいましたね。宮城では米の収穫が始まり、現段階では品質は悪くないようですが、収量が反収で1俵程度少ないようです。気温が欲しい時に上がらなかったり雨が続いたりという事が原因と思われます。大豆は今の所すごく順調とまではいかないかと思いますが、そこまでの大規模な被害はなさそうです。今後の台風が来ない事を願うばかりです。
*大涌谷に行った人はほとんど食べる長生き黒たまご*大涌谷に行った人はほとんど食べる長生き黒たまご さて、今回は〝新知芯力の和〟について書こうと思います。 この新知芯力の和とは、元々機械屋さんから私が引き継がせていただいた会で年齢は20代〜40代までの若手豆腐製造メーカーの皆さんで結成された会になっています。今年で第7回目を終えましたが、1回目から岩手、青森、新潟、宮城、山形、東京、と続き今年は箱根。箱根まで車で行ったので前泊ながら中々の距離でした。
 会の目的は、若手の皆さんでの勉強会や情報交換、情報共有、同じ体験しながらの親睦ということになっていますが、大人の部活のような(笑)ワイワイした感じでとても楽しく、事務局として大変な事もありますがおかげさまで毎年の楽しみの一つになっています。
*頭文字D 藤原とうふ店レンタカー。借りればよかった*頭文字D 藤原とうふ店レンタカー。借りればよかった 40歳を迎えたら引退ということになりますので、私もあと3年で引退なのかな…と思うと非常に寂しい感じです。(事務局はもうちょっと良いですかね(笑)
 現在会員さんは私を含めて26名ですが、若手の方が少なくなってきているので、今後の存続がちょっと心配です。若手のお豆腐屋さんがいらっしゃいましたら、是非参加してもらえればと思っていますので、ご紹介いただければ幸いです。 会で情報交換しながらいろんな事にチャレンジしていきましょう!
*強羅箱根の名物とうふカツ煮。肉じゃない満腹感…*強羅箱根の名物とうふカツ煮。肉じゃない満腹感… 「50歳を超えて来るとなかなか色んなことにチャレンジがしにくくなるから、何かやりたいなら50歳までにいっぱいチャレンジしないとダメだよ!」と尊敬する経営者の方に言われた言葉があり、とにかく身体とお金が保つ限り色んな事にチャレンジして行こうと私は思っています。人生一回、火傷の数はたくさんありますが、(汗)最後に笑って死ねれば(笑)良いかなと。
 この会の皆さんも若手で同じ想いだと思っており、そんな前向きな皆さんとこのような会をやって来れて本当に幸せです。 今までは東北中心に行ってまいりましたが、今後はどんどん遠くに出ていきたいなと思っておりますので、どこか他県の青年部の方々とか情報交換会などもできたら良いなと思っています。
 是非会にご興味ある方はご参加くださいね!一緒に学びながら楽しんでいきましょう!

No.012 新店舗オープン

大豆問屋の大事な大豆*岩手県久慈市で作っている〝黒豆ようかん〟 みなさんこんにちは大豆カンパニー本木じゅんです。この度8月5日に仙台一番町に新店舗「だいず屋 豆◯まめまる」を無事オープンさせる事ができました。お忙しい中お祝いに駆けつけていただいた方やご来店いただきました皆様には心より御礼申し上げます。
*豆○一番人気!甘さ控えめな〝豆乳ソフトクリーム〟 オープン初日は仙台七夕祭りの前夜祭で花火大会があり(天気が悪くキレイに花火が見えなかったようですが…)おかげさまで大勢の方で賑わいました。
 疲れもあり初日は小牛田に帰らず仙台に泊まろうかと思いましたが、空いている宿が一件のみで、出来たばかりのメトロポリタンイーストのスイートルーム16万6千円也…泊まれないですよね(笑)
 問屋なのになぜお店を?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、自分がお店をやりたい理由は色々あります。

【末端の消費者にもっと大豆の素晴らしさを知っていただきたい。】 今回面接で新たに4人のスタッフを雇用させていただきましたが、まあ大豆カンパニーという会社に面接に来て下さるくらいなので、志望動機はほぼみんな「大豆や豆がすごく好きです」と。嬉しくなりますね(^ ^)こういう人をもっともっと増やしたいという強い想いがあります。

*秘伝豆サラダとベーコンのわんぱくサンド!萌え断サンドとも言うみたいです。【飲む・食べるが大好き】 ここは説明なしで大丈夫ですよね(^ ^)

【デットストックの問題】 問屋の事情ですが、在来種など多種多様な大豆を取り扱いしておりますと出てくる問題は在庫です。お客様に余った大豆を無理に押し付けることが極力無いようにするために大豆を加工しお店を通じて販売しています。

【事業拡大】 私一人がお店に立てば問題はないですが、スタッフを雇用している以上想いだけやデットストックのためだけではなく、しっかりと事業として成り立たせなくてはならないと思っています。将来は農業・流通・加工・販売まで一気通貫で行いたいと思っています。

*今回、店内は和を基調とした落ち着いた空間にしました。 飲食経験のある方はいかに飲食業が大変かお分かりかと思いますが、ターゲットや商品開発・広告などなど様々考えていく上で新しい発見や成長があるかと思っています。そこをクリアしていく中で、問屋業にも良い影響が出てくるのではないかと信じています。飲食業は問屋業と真逆と言って良いほど、原価計算が細かくて本当に苦労?成長?しています(汗)爪楊枝1本、ストロー1本を原価計算に入れるかどうか。皆さんはどうしているんでしょうね?私のような大雑把な性格は不向きかもしれませんね。
 あと今回お店をオープンするにあたりたくさんの方にご迷惑をおかけしたかと思いますが、父から受け継いだ会社をもっと発展させ、そして父がどうしてもやりたかった飲食業への想いも引き継ぎ頑張っていく所存ですので、どうぞお許し下さい。 お得意先様への新たな商品も店舗を通じて開発していければとも思っておりますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

No.011 大豆カンパニー納豆工場のご紹介

大豆問屋の大事な大豆*1.作る品種ごとに袋に詰めます。だいたい一度の製造で 10〜15種類くらい製造します。 みなさまこんにちは、大豆カンパニー本木宗一郎です。全国的に梅雨の時期でムシムシする毎日ですが、みなさま体調は崩されていませんでしょうか?〝最近の蒸し暑さで私は大豆を運ぶ際汗だくになってます(汗)〟さて、今回は弊社で製造している納豆の製品紹介と工場の歴史を簡単に書かせていただきます。
 弊社の納豆工場は本社のある宮城県遠田郡美里町のとなり宮城県大崎市古川にあります。製造日が毎週火、木、土曜日で発送が月、水、金曜日となっており、スタッフ4名で製造から発送まで対応しております。〝急な発送に関しましては、在庫の状況により臨機応変に対応させていただきます。〟
*2.炊き上がった祝黒大豆。これから丁寧にパックに詰めていきます。 弊社で納豆の製造を始めるきっかけは、お客様である納豆屋さんが廃業するので工場の借り手を探していた事、また先代の社長が大の納豆好きだった事が重なり工場を借りて製造を行うようになりました。(平成13年頃〜)始めた当初は週1,500パックほどの製造量でしたが、お陰様で年々製造量が増えてきて、現在ではおよそ週3,000パックほど製造出来るまでになりました。
*3.弊社スタッフが愛情込めてパック詰めします。 弊社の納豆の特徴は大きく分けると2つあります!
 1つは製造スタッフが全て手盛りでパック詰めをしている事です。機械よりも人件費はかかりますが、食べた時に豆本来のふっくらとした食感が楽しめるのも手作業のなせる技です。
 もう1つの特徴は原材料の大豆は全て国産、さらに全国的に珍しい在来種を含め小粒の品種から大粒の品種まで常時8種類の納豆を製造しております。全国発送可能です♪
 年末には「あんだ(あなた)のところで作る納豆うまいから今年もまた納豆作ってけろ!」と大豆の収穫が終わる頃に近くの農家さんが自分達で作った大豆を持って来て納豆製造の依頼を受けることもあります。生産者の方が丹精込めて作った大豆を私達は愛情を込めて納豆に製造します!
 また、お客様から要望があれば、お客様が希望する大豆でのPB(プライベートブランド)の納豆作りも対応できますので、ご興味のある方は是非お問い合わせ頂けますと幸いです。

「最高の天気の尾瀬」

*尾瀬ヶ原から残雪の残る至仏山を望む写真です。 先月尾瀬に行ってきましたー! 雄大な景色・天候良好・水芭蕉もすごく綺麗で山好きの私にとっては益々山や草花の魅力を感じ、最高の癒しの時を過ごすことができました。
*水芭蕉が見ごろでした。 これからの季節は登山に最も適した季節になるので、時間を見つけてどんどん山に行きたいと思います。山にご興味あるかたいらっしゃれば是非ご一緒にいかがですか?(^ ^)

No.010 農産物検査

大豆問屋の大事な大豆 こんにちは、大豆カンパニー本木じゅんです。6月になりだいぶ暖かく気持ちが良いのですが、大豆問屋としては5月から低温倉庫の冷房代がかさむ時期ですので、懐は寒くなります(笑) さて、今回は農産物検査についてですが、大豆の袋に1等・2等・3等・合格(特定加工用)という検査規格が記載されているかと思いますが、これはどのようにして決められているかみなさまご存知でしょうか?ここは是非ともお客様には知ってていただきたく思っていますので、簡潔にまとめていきたいと思います。
 大豆に限らずほとんどの農産物(穀物・野菜・果物など)に一定の検査規格がありますが、元々検査規格は農産物を「流通」する上で便利になるように決められたものです。例えばユーザーが農産物を発注する際に、もし規格が無いと品質(大きさ・外観品質・選別状態など)が全くわからないまま購入する事になります。これはユーザーにとって非常にハイリスクですよね。そこをある程度一定の規格を作る事で、ユーザーは安心して農産物を購入することができます。これが検査規格を作った背景です。(粒の大きさ・品質・水分量などわからないまま品種名のみで大豆を購入するのは恐いですよね?)では大豆についてはどのように検査規格が作られているでしょうか簡単にみてみましょう!
【重量】正味重量が30kg以上ないものはすぐに検査からはじかれます。袋詰めした後に乾燥により重量が目減りすることがあるので、皆掛重量(袋も入れた重さ)で30.6kgになるように指導されています。
【水分】大豆の検査規格上水分は15%未満になっていないと検査対象となりません。水分が高いとカビなどによる品質劣化があるからです。(ただし味を考えると水分はあまり低くない方が良いと思いますし、乾燥方法も実は重要です…小声)
【粒度】粒度はそれぞれの大きさの目の丸目ふるいをもって分け、ふるいの上に残る粒の全量に対する重量比です。大粒大豆7.9mm、中粒大豆7.3mm、小粒大豆5.5mm、極小粒大豆4.9mmとなります。 ※大粒大豆の中でも特別大きいものは別規格で「つるの子」「光黒」「ミヤギシロメ」「オオツル」は8.5mm。「タマフクラ」は9.1mmが大粒となります。
【整粒】整粒が1等は85%以上・2等80%以上・3等70%以上・合格65%以上。 ※整粒とは被害粒・著しい被害粒・未熟粒・異種穀粒・異物ではないもの。
【形質】その他一般的な標準品としての写真が各等級ごとにありますので、その写真も加味して等級を検討していく事になります。
【被害粒】しわ・裂皮・虫害・病害・汚粒などの割合も見ていきます。こちらの割合も等級の検討材料になります。
以上大豆の検査規格について話しましたが、いかがでしたでしょうか? 当社では、大豆検査員の資格を私と部長の本木宗一郎が取得しておりますので、疑問や質問がございましたら何でもお答えいたします。お気軽にお問い合わせください。
ただ私の個人的な見解ですが、味と等級は必ずしもリンクしないと思っています。いわゆる「見た目」が検査対象になりますので、等級よりは品種!そして調整の仕方の方が重要と考えています。 共に良い品種選びしていきましょう♪

No.009 クラウドファンディング

大豆問屋の大事な大豆*種子消毒/水づけ・消毒(3月初旬):種もみを品種ごとに水に浸し芽を出させます。 みなさまこんにちは、本木じゅんです。皆さんはクラウドファンディングご存知でしょうか?私はここ何年かの間に色々聞くようになってきてはいたものの、なんのことかさっぱりという状態でした。こういうのも経営者としてしっかり調べていないといけないなと反省しなければいけない所で…。*出芽(4月中旬):目の長さが1センチメートル位になります。そんな中でたまたま地元のメインバンクの担当者の方から「本木さん、仙台市でクラウドファンディングの募集があるからやってみない?絶対面白くて本木さんならやりたいと思うよ!」とお声をかけていただき、「へ~面白そうだな~」という理由でやってみたいなと思い、すぐに申し込みました。なんでも「まずやってみる!」ことを常に大事にしています。火傷の数も多いですが(笑)
そんなこんなでクラウドファンディングをはじめてみましたところ、自分の中で良いなと思った点は…

1. 評価してもらえる所ここは良くも悪くもでしょうが、自分が行ってきた事に対して評価していただける所でしょうか。あまりに自分だけ良ければいいんだ!みたいな事業では誰も評価してくれなかったりするので、一般的な視点で見た場合に良いことをしているかの判断材料になります。私と同時期にはじめたお客様で1日で即売した方もいらっしゃったので、さすがすごいな~!と思いました。

2. ファンの構築一般個人の方が投資するので、よっぽどその会社の事が好きにならないとファンドを買わない(一般株はその会社が特に好きじゃなくても売り上げが絶好調であれば購入することもあると思いますので)よってコアなファンがわかるし増えていくと思います。さらに、投資して下さった方のリスト(名前・年齢・住所・メルアド)が手に入るので、どの地域で需要があるか?何才くらいの方が興味あるのか?男性なのか、女性なのか?などなど色々わかります。マーケテイングとしても最高のツールと思いました。全国の個人さんを相手に商売(通販など)されている方はまずやったほうが良いと思います。ファンがわかりますしダイレクトに投資家に連絡できます♪

3. お尻に火がつく?いわゆる株主さんからお金をお預かりして「増やしてくれよ!」という事ですから、人様からお金を預かっている以上は責任も感じますし、緊張もしますし、ちゃんと売り上げを上げて行かなければいけないなと思うようになります。(自分はなりました)

宮城県大崎地区の *5月初旬から田植えが始まります。今年も豊作でありますように! メリットだけを考えればですが、売り上げが下がって投資家の方に損をさせてしまうこともあるかと思いますので、そこは考えようだと思いますが。ただ私自身は面白いので、やってみて良かったなと思っています。まだやった事がなくて興味のある方はぜひやってみてください。新しい道が開けるかもしれませんね。
※投資家特典として当社は納豆セットなどを付けていますが、関西(特に大阪)からの投資が多いのにはびっくりしました。納豆…大阪…本当に大丈夫なのかなと心配している所です(笑)

No.008 有機栽培

大豆問屋の大事な大豆 こんにちは、大豆カンパニー本木じゅんです。 4 月になりずいぶん暖かくなってきましたね。東北は間も無く花見シーズンになります。「日本 全国酒飲み音頭」にあるように我々?のような 酒好きは何かにつけて飲む事を考えてしまうのが悪い癖ですね。4 月は花見で酒が飲めるぞ~ ♪酒が飲める飲めるぞ~酒が飲めるぞ~♪
 このほかにも飲むときの BGM は河島英五が 最高!という...ベストアルバムを車でも聞いて います...もう手の施しようがありませんね(汗)
 さて、話は変わりますが「オーガニック料理 ソムリエ」という 1 日で取得できる資格がある と聞いて昨年東京にて取得してきました。 仕事柄、有機栽培の生産者の方と話す機会も 多々あり、その想いや情熱を聞く中で、有機大 豆を取り扱いしている以上もっと詳しく有機栽 培やオーガニックというものを知らないといけないと思ったからです。
 講義の中で驚いたのは、先進国の中でオーガ ニック農産物が年々減っているのは日本だけの ようで、欧米諸国では年々増え続け、簡単にスー パーマーケットで手に入るところも多いようで すが、日本の有機農産物は 0.2%であと何年か すればほぼ無くなってしまうという現状なのだ そうです。
 有機(オーガニック)を選ぶ理由として、色々 ありますが大きく分けると「健康」・「環境」・「継 続可能な未来」3つあると私は思っています。
「健康」> 子供達は大人より体重に対しての食 事の摂取量が多いので農薬や化学物質の影響を 受けやすいことや農家の方々の健康にも被害が 出てきているようです。
「環境」> 化学肥料などは即効性があり使い勝手は良いのですが、水に溶けやすく河川や地下 水に流れてしまうので環境を汚染します。農薬 による生態系の破壊も懸念されています。
「継続可能な未来」> 様々な有限資源を使いな がら継続する慣行栽培とは違い、堆肥などリサ イクルすることにより、永続的な農業ができる と言われています。 海外のオーガニックを選んでいる人たちは「食べる」ということに健康や環境・未来まで考え ながら食べる人たちも多いということに改めて 進んでいるなと思いました。
 しかしながらこの日本では簡単に購入する場 所が少ない事や価格面などで実践していくのは 大変かと思われます。私自身も基本的には雑食 ですのでなんでも食べますし、飲んだ後は〆の ラーメン(これはなかなかやめられない...)に行ったりしますし、お付き合いもあります。何でもかんでも「すべて有機!」とガチガチにやっ てしまうと大変になりますし、無理をして人生 楽しくなくなったらそれこそ本末転倒です。出 来る範囲で少しづつから実践していければ良い ですよね。
 当方では大豆加工品(納豆・味噌・炒り豆) も製造や委託製造をしています。すぐには難し いですがこちらを有機栽培大豆に変更して行き たいと思っています。(※味噌は完全に無農薬米 と無農薬大豆を使っています)この地球環境は 祖先からの遺産ではなく、未来の子供達からの 借り物であるという言葉がありますが、少しで も良い日本を未来の子供達に残していければ良 いなと考えています。皆さんも少しづつで良い ので是非有機栽培大豆や無農薬栽培大豆の使用 もご検討してみてください。

No.007 日本古来の豆行事

大豆問屋の大事な大豆 みなさんこんにちは大豆カンパニー本木です。脱線しがちな記事が続いてましたので(汗)今回はちゃんと豆について書いてみようと思います。「マメな人」「マメな性格」など良く言ったりしますがその時のマメは「豆」ではなく「忠実(マメ)」と書きます。この意味は「労苦をいとわず物事に励む」「勤勉」「体が丈夫」「真面目」「誠実」「本気」など様々な意味が込められているようです。豆屋の豆知識です(笑)さて、日本では豆を使った行事が色々ありますよね。節分・おせち料理・豆名月(マメメイゲツ)などですが「なぜ豆をまくのか?」「なぜおせちに黒豆は欠かせないのか?」「なぜ枝豆をお供えするのか?」ご存知でしょうか?ではちょっとみていきましょう!

【おせち】おせちは元々五節句の日に神様にお供えをする「お節供(おせちく)」と呼ばれる節句料理でしたが、後に元旦の祝い膳のみを「おせち」と呼ぶようになりました。お正月に黒豆を食べる意味は「今年も1年日焼けで真っ黒になるまで元気に健康で働けますように」という意味があるから黒豆を食べるようになったそうです。東洋医学では春は「肝」、夏は「心」、秋は「肺」、冬は「腎」というように四季それぞれを臓腑の働きに当てはめて考えられていますが、代表的な「腎」に良い食べ物といえば黒豆です。黒い食べ物は血を補い、陰に偏った体を温めてくれるので積極的に食べると良いとされています。改めて黒豆パワーはすごいし先人の知恵は良く考えられているんだな~と思いますよね。

【節分】鬼は~外、福は~内♪と子供の頃みなさんが豆まきをやったかと思いますが、節分は24節気うちの一つ「立春」の前日で季節の分かれ目という意味です。この季節の変わり目には邪気が入りやすいと言われていますので、新たな季節を迎えるにあたり邪気を追い払う意味で豆まきを行事として行ってきました。豆には穀物の精霊が宿っていると昔から言われており、豆まき以外にも神事にもよく豆は使われていたようです。「魔を滅する」で魔滅(まめ)とも言われていて、鬼にも豆をまいて退治したという逸話もあるようです。改めて豆はすごい穀物でありがたいものという事がわかります。

【豆名月(十三夜)】※(栗を供えて【栗名月(十三夜)】という地域もあるそうです)う~さぎうさぎ~♪何見て跳ねる~♪十五夜お月様見て跳~ねる~♪十五夜は歌でも有名で皆さんも団子やススキなどを飾った事があるかと思いますが、豆名月(十三夜)というのは旧暦の9月13日に枝豆をお供えして、収穫の喜びを祝う日です。十五夜を見て十三夜を見ないと「片見月」と言って縁起が悪いそうなので、できれば2回お月見を楽しみましょう!2017年の十三夜は11月1日で「その時期に枝豆あるかな~」という疑問が湧きますが、そこはあまり考えないようにしましょう(笑)十三夜は普段10月中旬頃(2018年は10月21日・2019年は10月11日)なので、この時期に昔から枝豆をお供えしてきたという事は、やはり在来種は晩生(おくて)の豆が多かったんだなと想像できるところが面白いですよね。
 豆を使った行事を書いてきましたがこれだけ昔から皆に愛され、ありがたいものであった事はお分かりになったかと思います。この豆に全力を注いで全国の人たちに豆の良さ・素晴らしさを伝えていくのが私の使命であり人生の冒険と思っています。ともに「豆」をいろんな角度から広く伝えていきましょう。左上に豆の行事を書きますので、行事にからめたイベントなどもぜひ企画してみてくださいね♪

No.006 繋がる 

大豆問屋の大事な大豆 みなさんこんにちは!大豆カンパニーの本木宗一郎です。
 皆さんは弊社ホームページをご覧になっていただいたことはございますか?会社概要を開くと弊社の経営理念が書かれておりますが、今回のテーマはその中の二つ目の「繋」《人と人を繋ぎ、共存共栄可能な社会を追求します》についてご説明させていただきます。
 弊社が販売している商品は?社名の通りズバリ大豆です。(他に大豆を使った加工品も販売しております。)では、その大豆はどの様にして仕入れをしているのかといいますと、奨励品種については全農さんとの契約栽培や一般入札ですが、それ以外の品種(主に在来種)については各農家さんと直接契約をして栽培していただいております。その契約産地の1つに山形県河北町があります。先日その河北町の生産者の皆さんと懇親会を行ってまいりましたので、その時の様子を私の記憶が残っている範囲で書きたいと思います。
 山形県西村山郡河北町は山形県を代表する名山《月山》の麓に位置し、清流寒河江川の綺麗な水が流れているとてものどかな町で、米・大豆の他にもサクランボの生産も盛んな地域になっております。さらに河北町名物(B級グルメ)の「冷たい肉そば」は私も大好きでいつも大盛りを食べています(笑)
 弊社がこの産地に栽培していただいている品種は主に「秘伝」という品種になりますが、ここの秘伝がとても素晴らしく、毎年お客様から高評価をいただいています。この河北町の生産者さんはそれぞれ大豆に対するこだわりが強く、また皆さんとても個性的な方々です。懇親会の席の具体的な話しの内容としては…
1. 大豆を生産する際の苦労話 2. 生産側からの弊社への要望 3. 自分達の作った大豆を使っているメーカーさんの声 4. 実際に口にする消費者の声
などがメインですが、逆に弊社からは今年はこういう大豆をこういうふうに作って欲しい等農家さんへの要望もお酒の力を借りて(笑)話します。
 お互いに腹を割って話しができるのはアルコールの力ですよね♪
 「腹を割って話す」とはネットで調べると、包み隠さず、真意を明かして話すこと、「腹」とは、心、感情、考え、本心、心底、「割る」とは隠さずあらわにする。という意味らしいのですが、まさにそんな懇親会でした。
 テーマの「繋」はまさに生産者さん、メーカーさん、流通三者がそれぞれの顔が見える関係を築き、単年ではなく長期にわたる継続的な関係を続けて皆が成長していければ!という想いです。今回ご紹介しました山形県以外にも地元宮城県を初め全国各地の生産者さんと定期的に話し合いや交流会を行っております。今後も人と人との関係性を深めて、顔の見える美味しい大豆を広くみなさまへご紹介していけるよう邁進してまいりますので、よろしくお願い致します!

No.005 ネットビジネスついて

大豆問屋の大事な大豆 みなさんこんにちは大豆カンパニー本木です。寒さも一段と厳しくなってまいりましたね。こんな時はしょうが湯とアルコール(笑)で寒さを吹き飛ばしてまいりましょう!さて、最近のネットビジネスはすごいサービスもたくさん出てきましたね。ネットビジネスと聞いて私たち業界にはあまり関係ないかと思ったりしますが、いつ誰が参入してきてもおかしく無いと私は思っています。IT革命が2000年頃に言葉として出始めましたが、今はものすごい勢いで世の中が動いてます。そんなネットビジネスについて今回はちょっと考えてみましょう。
 みなさんご存知のアマゾンですが初めの頃のイメージはネット書店的な感じでしたが、現在は音楽・DVD・衣類・時計・サーバー・アプリ・パソコン・食品・飲料・お酒・電子書籍・家電・ホーム&キッチン・ペット・DIY・ドラッグストア・ビューテイ―・ベビー・おもちゃ・ホビー・スポーツ・アウトドア・車・バイク・クレジットカードサービスなど多種多様になっています。しかも最近のサービス[amazon prime now]では 注文したら1時間で物が届くという徹底ぶりです。ワンクリックで1時間で届くということはわざわざ外出しなくてもよくなりますよね。これはコンビニにいくお客さんを奪うためのビジネス戦略ではないかと私は思っています。これに追従するようにヨドバシカメラの「ヨドバシエクストリーム」というサービスですが、こちらもワンクリックで都内最短2時間30分以内に1品から配送料無料でお届けするというサービスですが、まさにエクストリーム「過激」「極限」です。
 続いてUberですが、こちらはタクシーに目をつけました。従来のタクシーサービスと違うところは
 1. ワンボタンでタクシーが呼べる 2. 車が綺麗でハイブリット車が多い 3. お水をくれる、ドアを開けてくれる 4. 降りるときにお金を払わなくても良い(カードをあらかじめ登録) 5. 降りるとメールで報告が来る 6. 運転手を評価をしないと次回乗れない 7. 待ち合わせ場所から移動してもGPSで探してそこまできてくれる。
 このようなサービスを作り一気に売上をあげていますが、Uber自体は車を一台も所有していない上に、アプリ(仕組み)を一つ作っただけだから驚きですよね。
 さらにスペースマーケットでは空いている空間(時間)に目をつけました。イベントスペース・映画館・会議室・結婚式場・スタジオ・カフェ・ギャラリー・バー・倉庫・ホテル・住宅・お寺など。「お寺で2時間会議をしたい」「映画館で結婚式をしたい」などユニークな注文も多いそうです。あとメルカリは家に眠っているいらないものに目をつけて成功していますよね。皆さんでしたら、何に目をつけますか?
 このようにいろんなサービスがインターネットを使って展開されて便利快適になってきました。ただちょっと考えてみてください。メルカリとリサイクルショップ、Uberとタクシー、Airbnbとホテルなどなど、一方が伸びれば一方は…。便利快適になる一方で、あっという間に職を失ってしまうこともあるという事も常に危機感を持って考えていなくてはならないと思っています。(特にアマゾンは今後色んな職業を奪っていくような気がします)国家全体を考えて全ての人が良くなるサービスを作って欲しいなと思う今日この頃です。

No.004 結晶物語

大豆問屋の大事な大豆 こんにちは、大豆カンパニー本木じゅんです。みなさんは水の伝道師と言われる江本勝さんの「結晶物語」という本をご存知でしょうか?江本さんは水に様々な言葉をかけてみてその結晶がどのような形になるかを長年に渡り研究されてきた方です。水とはなんでしょうか。生物は海から生まれ、私たち人間も9ヶ月羊水に包まれ生まれてきますし、文明も(インダス・メソポタミア・エジプト・黄河)全て川のほとりで花開いて来ました。そんな大事な「水」について今回は少し考えてみましょう。
 水は、文字や言葉、音楽、写真などに反応して独特の結晶を作り出すそうですが、それはそのものの持つ「波動」を水が読み取るものと考えられています。この世界の全ては振動していて、固有の周波数を発し、独特の波動を持っています。現代の量子力学では、全ての物質の本質は粒子であると同時に波であることは常識になっています。さらに波動を持っているのは、形あるものだけではなく、口から発せられた言葉や、書かれた文字自体もそれぞれ独自の波動を持っているそうです。
 目が不自由な人たちでも、手でものに触れると暖かな色か涼しげな色か、鮮やかな色か、ぼんやりした色か、ちょうど温度や質感で感じる人がいると言いますがそれも波動を感じるからわかるという事なので不思議なものですね。(実際目を閉じてやってみましたが、私はわかりませんでした)さて、結晶の研究ですがガラスの瓶二つに水を入れ、ワープロで「ありがとう」「ばかやろう」という文字を打った紙を瓶に貼り付けて見ると「ありがとう」と書いた水がキレイで形の整った結晶を作ったのに対して、「ばかやろう」と書いた水は結晶がバラバラに砕け散ってしまうようなのです。さらに二つのガラス瓶に炊いたご飯を入れて「ありがとう」と「ばかやろう」の言葉をシールで貼り、毎日声をかけ続けた結果1ヶ月後には「ありがとう」という言葉をかけた方は発酵したような状態で麹のような芳醇な香りがしていたのに対して、「ばかやろう」という言葉をかけた方は腐敗して真っ黒になってしまったというのです。(ほんとかなぁ…)では音楽ではどうなるでしょう。クラシックの名曲では素敵な結晶を作るのに対して、怒りと反抗に満ちたヘビーメタル系の音楽では結晶はバラバラに壊れるというのです。音楽や言葉によってこれほど水の性質が変わってしまうのでしたら、体の70%前後が水でできている私たちに音楽や言葉が及ぼす影響は計り知れないものがありそうですよね。実際に日本酒・納豆・味噌の製造業者さんで発酵室にクラシック音楽をかけて発酵させている方がいるというのは有名な話ですよね。
 科学的に証明されたようなことではないかと思いますので、賛否両論あるかと思いますが、自分としては色々実験してみたいなと思っています。お豆腐も何しろ80%~90%は水分ですので、試して見る価値は十分にあるのではないかと勝手に思っています。市場規模マップによると農業8,4兆円、食品添加物1兆円、自然食品7,800億円お豆腐業界と音楽業界は共に5000億円規模です。お豆腐と音楽、お互いに業界として伸びて行ける道が何かあるかもしれませんね。製品に言葉や音楽をかけたという方、もしくはもうやったことあるよ!という方がいらっしゃれば是非教えてください。

No.003 第6回ニッポン豆腐屋サミットat熊本に参加して

大豆問屋の大事な大豆 こんにちは、株式会社大豆カンパニー営業担当の本木宗一郎と申します。
 今回は弊社社長に変わり、私が先月熊本で行われた豆腐屋サミットに参加して来ましたので、この「大事な大豆」に記事を書かせていただきます。
 去る10月15「土」~10月16「日」の二日間、熊本県のくまもと県民交流会館にて、「第6回ニッポン豆腐屋サミットat熊本」及び、「第2回全国豆腐品評会」が開催されました。今回のサミットには私自身の勉強の為、又、今年4月に起こった熊本地震の状況をどうしても見たかったので、当初社長が参加する予定だったのですが、無理を言って変わりに私が参加させていただきました。
 当日会場に入ると地元熊本の実行委員の方々はすでに忙しそうに会場準備に追われ、参加されるお豆腐屋さん、関連業者の方々で会場の雰囲気は早くも盛り上がりをみせ、このサミット及び品評会にかけるお豆腐業界の熱気、情熱に圧倒されました。
 今回のサミット参加者はお豆腐屋さん、関連業者合わせて240名を超える参加人数になり、主催者側の予想を遥かに上回る人数での開催となりました。「先の震災で大変ご苦労なさっている熊本を豆腐業界一丸となって盛り上げよう!」そんな思いを胸に、北は北海道から南は沖縄まで、全国から沢山の人が熊本に集まったのだと思います。
 オープニングは震災犠牲者への黙祷から始まり、サプライズでご当地キャラのくまモンの登場で会場が盛り上がり、いよいよサミット開催、先の地震の被害状況の説明、貴重な講演を聞き、グループディスカッションでは各グループに分かれて、お豆腐の卸売、直売、通販以外の新たなる販売チャンネルの発掘や今後の新たな販売可能性のある媒体はないか?また、大豆の仕入れ方法や在来種の仕入れ方法など豆腐メーカーを中心に資材機械メーカー、大豆問屋がそれぞれいろいろな目線から意見を出し合い、短い時間でしたが中身の非常に濃いディスカッションになりました。普段あまり聞く事の出来ない貴重な話も沢山聞く事が出来、大変充実した時間でした。
 その後各地区予選を勝ち抜いた108品のお豆腐の試食をしたのですが、どのお豆腐を食べても、食感、甘さ、固さ、香りにそれぞれ個性はあるものの、口に入れると「うん、美味しい!」というお豆腐ばかりで、さすが予選を勝ち抜いてきたお豆腐だと感じました。昨年も品評会に参加したある方が言ってましたが、今年のレベルは昨年と比べると格段にレベルアップしているとの事で、各お豆腐屋さんがそれぞれ研究し、気合を込めた品を出品されたのだと思います。本当にどのお豆腐も素晴らしいお豆腐でした。(きっと来年はさらにレベルアップすることでしょう。)
 二日目に行われた品評の結果を見て私なりに感じた事を何点かあげると、全国的にレベルが高い品評会の中、特に関東地区の入賞者が多かった事、また、上位入賞者の多くが在来種を選んで使っている事、東北から九州まで多くのお豆腐屋さんがミヤギシロメを使っていた事(宮城県民として嬉しいです。)、同じ品種の大豆でも産地や生産者にこだわっているお豆腐屋さんが多数いた事など、会場に行ったからこそわかった事が沢山ありました。
 最後に大豆を販売する立場として参加させていただき、大豆の素晴らしさやお豆腐の魅力や美味しさを改めて実感した二日間でした。今回サミットに参加されなかったお豆腐屋さんはじめ、大豆を扱う他の業種の皆さんにも、今回肌で感じた事や学んだ事を少しでも多く発信していき、今後大豆を扱う全ての業界と共に私自身も成長していきたいと思います。 尚、来年は東京を会場に開催されるそうです。来年も楽しみですね!
 今回被災されました熊本県におかれましてはまだまだ復興に時間がかかると思いますが、同じ震災を経験した東北より一日も早い復興をお祈り致します。

No.002 居合道

大豆問屋の大事な大豆 みなさんこんにちは本木じゅんです。去年7月より仙台で居合を習い始めました。元々10年以上剣道をしていたため何かを振っているとすこぶる気持ちが落ち着くのです。
 今年の6月に初めての全国大会に初段の部で出場し、3回戦で敗退しましたが、初の試合で緊張した中での結果としてはまあまあ満足しています。
 居合を始めてみると、日本では色んな刀から来ている言葉があるのがわかります。「鎬を削る」「相槌を打つ」「伝家の宝刀」「身から出た錆」「切羽詰まる」「助太刀」「太刀打ち出来ない」「反りが合う」「元の鞘の納まる」「焼きを入れる」「折り紙付き」「大袈裟」などなど…。言葉のルーツは面白いですよね。
 刀は古刀(~1595年文禄4年)、新刀(慶長1年(1596年)~宝暦13年(1763年)、新々刀(明和1年(1764年)~明治9年(1876年)、現在の現代刀(明治10年~現在まで)の長い歴史があります。
 値段も50万~300万円以上と価値によって様々です。ちなみに私の刀は70万…と言いたいところですが、模擬刀で2~3万です(笑)「居合とは人に斬られず 人を斬らず 己を責めて 平かなの道」という古歌は居合道の真髄です。
 居合は「鞘の内の精神」と言って、刀を抜かずして相手を制する事が大事という教えがあります。やみくもに刀を振り回し、敵を斬りまくるような事はダメという事ですね。
 敵を想定しながら抜き付けや切りつけ、納刀などの業(わざ)を粛々と行う己との戦いで、鍛錬に鍛錬を重ねて己を高め、自分も他人も傷つけずに人としての人格を形成する道です。

 どうしても私は自分自身に甘くなる時が多々あるので(汗)もっと稽古に励んで自己を高めていきたいと思っています。居合にご興味ある方は何歳からでも始められるので、ぜひおすすめです♪

No.001 地域の宝の在来種

大豆問屋の大事な大豆  みなさんこんにちは本木じゅんです。これからみなさんに大事な大豆通信として毎月様々な情報をお送りいたします。中には役に立たない情報もあるかと思いますが…(汗)お付き合いお願いいたします。
 私がこの大豆の仕事を始めて今年で17年になります。大学を中退して父がやっているこの仕事を手伝い始めましたが、最初は右も左もわからず父に色々聞いてからやるのも嫌で、最初はとにかくサンプルをバックに詰めて一人飛び込み営業をずっとしていました。
 当時は輸入大豆がメインで特に他社に比べて売りになるような事がなかったので、当然のように価格競争の波にのまれていき、やりがいという部分が徐々に感じられなくなっていきました。
 そんなある日、山形の庄内地方に行き農家のおばちゃんから「おめえ、この豆知ってっか?」と見せられた大豆があります。
その大豆は緑色で極小の今まで見たことの無いものでした。みなさん「それ黒神大豆でしょ!」とピンっと来たとは思いますが、当時私は衝撃を受けてそこから「もっともっと面白い大豆って全国にあるんじゃないか?」と思い、在来種を探す旅をはじめるようになりました。
 色々調べていくうちに、赤や茶、くらかけ豆のようなツートンカラーなど、日本には2,000~3,000品種もの大豆(集約すればそこまではないと思いますが…)があることがわかり、「大豆って面白い!」と思うようになりました。
 そこからマニアックな大豆の収集をはじめ、ちょうど差別化したお豆腐を作りたいというオファーも増え本当にこの仕事が天職と思えるうようになり楽しくなりました。
 だから私にとってこの「黒神大豆」は特別なものなんです。
 青豆豆腐の色つけに使われることが多いですが、そんな控えめなところも大好きです(笑)
 産地周りをして、生産者さんの話を聞きながら地域の宝などそういう「味」のある話を聞けるのもこの仕事の魅力です。
 そんな事をしながら、これからも走っていきたいと思う今日この頃です。

2016年9月1日 本木 純